コンサルタントは、顧客となる企業を永続的に支えることが可能です。

たとえば、会社設立時から支援している顧客企業が新規事業を始めるにあたって、
アドバイスを求められることがあります。

会社設立時にお付き合いがあった顧客企業に対して、
会社設立の支援だけで終わらせないことが大切です。

会社経営は、会社がなくなるまで続くため、
あらゆる局面において、あなたが力になれる機会があるでしょう。

その局面ごとに力になれる人になるためには、
常に顧客企業とつながり、信頼を得ている必要があります。

この顧客との関係性を構築し、
維持するためのツールとしてFacebookを活用するのです。

コンサルタントがFacebookで集客するには？

Facebookをはじめとするソーシャルメディアの特徴は、
ユーザーとの関係性を構築できるという点にあります。

この特徴を集客に活かすことができれば、
あなたのビジネスのプロモーションに役立てることができます。

まず最初に、ユーザーの立場に立ってください。

あなたならば、コンサルタントのFacebookには何を求めますか？
毎日の食事の様子や日記を見たいと思いますか？

そうではないはずです。

日記よりもコンサルタントとしての考え方や、経営に関して役立つ有益な情報を期待するはずです。
逆の立場を想像してみることで答えが見えてくることは少なくありません。

あなたが企業の経営者だとすれば、優秀なコンサルタントとのつながりを持ちたいと考えるでしょう。

Facebookは、自分に関する情報を発信することができるメディアです。
自分を知ってもらい、ユーザーを自分のファンとしてつなぎとめられるメディアがFacebook、
ということを意識してください。

では、具体的にコンサルタントはどのような内容を投稿すればよいのか。

コンサルタントの成果につながるFacebook投稿の９つの切り口を紹介しますので、是非参考にしてみてください。

• １．専門的ノウハウ
  見込み客に役立つ専門ノウハウを発信する。
• ２．見込み客の悩み
  見込み客の悩んでいることについて発信することで共感を得る。
• ３．事例
  成功事例や失敗事例を共有する。（失敗事例は信頼性を失う内容は投稿しないこと。例：遅刻や確認不足によるミスなど）
• ４．顧客の声
  お客様の事例を紹介し、あなたが力になれる顧客と、見込み客の未来のイメージを伝える。
• ５．最新情報
  補助金や助成金、制度変更、時事関連など、見込み客が役立つ情報を分かりやすくまとめる。
• ６．書評
  専門ノウハウに関連する本の内容で役立つ部分、実践してよかった内容を共有する。
• ７．まとめ
  Webやニュースなど、見込み客にとって理解しにくい内容や、解釈の種類が複数あるものを、あなたの先生としての立場でまとめて共有する。
• ８．紹介
  人を紹介すると紹介した相手からの喜ばれる。紹介することで見込み客に役立つ情報だとさらに良い。
• ９．人間性
  あなたの人柄や価値観が伝わる投稿。家族や食事などの投稿に、あなたの考えや気づきなどを含めても良い。

いかがでしょうか。

Facebookの投稿するとしたら、どの切り口で文章を作成するか。
どのような文章で発信するか。イメージは湧きましたか？

どの切り口で文章を作成する場合も、Facebook投稿は「いいね！」と言いやすい内容を心掛けましょう。

また、「いいね！」を増やすテクニックとしておすすめなのが、以下の２つ。

• １．一行目のタイトルは、スミカッコ（【】）で目立たせる
• ２．イメージでもよいので写真を入れること

最初は200字程度の短い文章でもよいので
まずは「コンサルタントとしての投稿」に慣れてくださいね。

コンサルタントがFacebookを活用する２つのメリット

Facebook投稿を活用するメリットを理解しておくと、
コンサルタントの集客の成果に繋がるFacebook投稿を考えやすくなります。

それでは、順番に見ていきましょう。

1．Facebookは費用がかからない

Facebookは費用がかからず、無料で運営することができます。

インターネット広告は有料で行わなければなりません。
GoogleやFacebook広告など、有名な会社の広告であれば、
広告費はかさんでしまいます。

ですが、Facebookでは自分のページを持てる上に無料で運営することができるのです。
ですから、費用面を考慮することなく、集客に役立てられます。

Facebookの「友達」は、「将来に渡るお客様リスト」になります。
一方で、インターネット広告はランディングページ
（宣伝をしたいページ）への誘導が役割です。

そのため、顧客との関係は一度限りのものです。
インターネット広告は、ランディングページへユーザーを誘導することで終わってしまうのです。

2．幅広い関係性を構築できる

では、Facebookではどうでしょうか。

Facebookには、「友達」としての登録機能があります。
友達機能に登録してあるユーザーのページに、あなたが投稿した記事が表示されます。

つまり、あなたが経営コンサルタントとして発信する情報を
受け取りたいと考えている人がFacebook上の友達となるのです。

言いかえれば、それはあなたの既存顧客や潜在顧客です。

また、メッセージを通して双方向のやりとりが可能ですから、
コミュニケーションを取ることができます。

経営コンサルタントとしての情報発信に対して
リアクションをしてくれるユーザーがいてくれたなら、
それに対してコメントをすることでコミュニケーションが広がっていきます。

コミュニケーションが密になればなるほど、
あなたとの関係性がより濃いものとなっていくでしょう。

さらには、毎日のように情報を発信することで、あなたとの接点が増えます。

たとえば、毎日のように経営に役立つプチ情報を発信していれば、
それを楽しみにしてくれるユーザーが生まれます。

そのようなユーザーが「いいね！」ボタンを押せば、
その情報があなたの友達だけではなく、「いいね！」を押したユーザーの友達にも拡散されます。

このようにあなたの潜在顧客の輪がどんどんと広がっていくのです。

Facebookを用いることによって、顧客との永続的、かつ幅広い関係性を構築することができます。

顧客との長い関係を保つことが、先生ビジネスを安定させるためには非常に大切。
そういった意味からも、Facebookをうまく活用することが求められています。

さらに、コンサルタントの顧客獲得を成功させる方法が知りたい方は、
以下の「先生業の顧客獲得を成功させる７つの能力」をご確認ください。

あなたの顧客獲得のお役に立てることを願っています。

FacebookなどのSNSとブログは非常に相性が良いです。

Facebookなど、SNSの集客効果を上がるブログ集客方法について学びたい方は、
以下の記事をご確認ください。

>> 次へ：コンサルタントがブログで集客するには？