士業のメルマガ活用のポイントとは?(上)
士業のメルマガ活用のポイントとは?(上)
士業の顧客獲得に掛ける時間を半分に、受注単価を30%増に、
士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐です。
本日は、士業のメルマガの活用法についてお伝えします。
メルマガと聞いて、こう感じられる方もいるのではないでしょうか?
「メルマガは、すでに使い古されて、今更役に立たないんじゃないの?」
おっしゃる通り、メルマガは昔からある手法であり、決して目新しいものではありません。
それでは、なぜ、私はメルマガ活用法といったテーマで記事を書いているのでしょうか。
それは、メルマガは今でも非常に有効なマーケティングの道具だからです。
メルマガは、ブログやホームページと違い、間違いなく相手のメールボックスに届きますよね。
つまり、ブログに記事を書くよりも確実に、相手に届けることができるのです。
「メルマガなんて開かないよ」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、面白そうなタイトルであれば、
”つい”クリックしてメールを開封してしまうこともあるのではないでしょうか。
マーケティングツールの中に「100%目にしてもらえる完璧なツール」はありません。こうした前提に立つと、如何にして目にしてもらう確率の高いツールを使うか、ということが重要になってきます。
インターネットの発達した現代において、1週間メールボックスを開かないビジネスパーソンはほとんどいないのではないでしょうか。つまり、メルマガは今でも「目にしてもらえる確率が高い」道具なのです。
さて、前置きはこれくらいにして、士業がメルマガを発行する上でのポイントを見ていきましょう。以下の3つについて、お伝えさせてもらいますね。
(1)本当に役立つコンテンツを配信する
(2)配信頻度を高める
(3)読んでもらうためのコピーライティングを工夫する
それでは、順番に見ていきましょう。
(1)本当に役立つコンテンツを配信する
役立つコンテンツとは、読み手にとって価値のある情報をメルマガに盛り込むことです。
士業の提供する情報として価値の高い情報とは、専門性のある情報ですよね。それも、鮮度の高い情報がBetterです。
例えば”法改正”に係る情報など、鮮度が高く、専門性の高い情報ですね。
メルマガ読者が
「エッ?こんな情報をタダでもらってもいいの?」
と思うような情報を配信することが大切なんです。
ここで大切なのは、「専門性の高い情報を、誰にでも分かりやすい表現でお伝えすること」ですよ。
士業の発信する情報に見られがちなのは、専門用語の羅列です。本当に読み手に役立つメルマガとは、専門用語を身近な例を通じて如何に分かりやすく説明するか、なんですよね。
難しくしようと思えば、いくらでも難しくできるのですが、私のマーケティングに関する情報発信では、できるだけ専門用語を使わないようにしています。
そうですね、例えばこんな表現だと、どうでしょうか?
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ビジネスイノベーションを起こすためのニュービジネスクリエイションでは、ターゲットをセグメンテーションし、そのセグメントに対するポジショニングを確立する。その上で顧客のLTVを高める戦略をゼロベースで考えるようにしましょう。
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うーん、継続的に読んでくれないですよね(苦笑)
これを読者のために分かりやすい表現にすると、こんな感じです。
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新しいビジネスを立ち上げる際には、狙うべきお客様を決めましょう。その時には、お客様を分類し、お客様からどのように認知されたいかを考えることが大切です。その際は、お客様が継続してサービスを購入してもらえるように工夫しましょうね。既存の考え方にとらわれず、一緒に考えていきましょう。
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如何でしょうか。専門用語を一切使わなくても、ほぼ同じ内容を伝えることが出来ますよね。よく言うのが、「小学生にもわかるように表現しましょう」とうことです。決して読者を馬鹿にしているのではありません。それが、読者にとって親切なんです。
メルマガは、じっくり考えて読み込むというよりも、比較的読み流すことの多い媒体だと思います。その際に、難しい専門用語を羅列すると、ほとんど理解されずに終わってしまい、二度とメルマガを読んでくれない可能性がありますよ。
あなたの専門情報を発信する時には、お客様が継続して読みたいと思える情報を、分かりやすく発信し続けていますか?
少し長くなってきましたので、続きは 士業のメルマガ活用法(下)でお伝えしますね。
士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐
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