士業のメルマガ活用のポイントとは?(下)

士業のメルマガ活用のポイントとは?(下)

士業の顧客獲得に掛ける時間を半分に、受注単価を30%増に、
士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐です。

本日は、昨日に引き続き、士業のメルマガの活用法についてお伝えします。

メルマガ活用のポイントは、以下の3点でしたよね。

(1)本当に役立つコンテンツを配信する
(2)配信頻度を高める
(3)読んでもらうためのコピーライティングを工夫する

本日は、(2)と(3)についてお伝えします。

(2)配信頻度を高める

メルマガ配信を行う上で悩むのが、配信頻度です。頻繁な配信頻度が良いのか、それともあまり頻度を高め過ぎない方が良いのか。

例えば、毎日届くメルマガは「うっとおしい」と思われてしまうリスクがありますよね。そうした観点で、メルマガを月に1回だけしか送らない士業の方もいらっしゃいます。

しかし、私は「頻度を高めた方が、効果が出る」と考えています。

その理由として、一つの実験結果をご紹介しますね。

アメリカの心理学者であるザイオンスが、大学生を対象にした実験を行いました。

<実験>
2つの女子学生のグループを作り、毎週1回、男子学生の顔写真を4週間見せて、2つのグループの好感度の違いを調べた。
グループA:
 同じ男子学生の顔写真を見せ続けた
グループB:
 毎回、違う男子学生の顔写真を見せ続けた

この結果、どうなったかというと、同じ男子学生の顔写真を見せ続けたグループAの女子学生の方が、違う写真を見続けたグループBよりも、男子学生に対する高い好感度を示したのです。

これをビジネスに応用すると、

単純な接触回数の増加によって、見込み客の感情に良い影響を与えたり、購買に至る障壁を取り除く効果がある

ということが言えるのです。

※これを、「ザイオンス効果」と呼んだりします。

こうした結果を踏まえると、やはり頻度を高める程、メルマガの効果が高まると考えられるのではないでしょうか。

忙しい士業の方とは思いますが週に1回程度はメルマガを発行できるように仕事を段取りしてみては如何でしょうか。
せっかく、苦労して見込み客リストを集めたんですからね!

(3)読んでもらうためのコピーライティングを工夫する

メルマガが見込み客のメールボックスに入った後に、そのメルマガを開封してもらうことが必要であることは前回お伝えしました。

メルマガを開封してもらうために重要なこと。それは「言葉」ですよね。この場合、メルマガのタイトルでしょう。

ちなみに、メルマガだけでは無く、人が何らかの購買を決定する際に、その判断の素となるのは「言葉」です。ビジネスにおいては、意思決定を促すための「言葉」がとっても大切なんですよ。

ここで重要なことは、「心を揺さぶる言葉」が必要だということです。しかし、残念ながら、士業の方は、この「心を揺さぶる言葉」を紡ぎ出すのが苦手なことが多いようです。

特に、普段の士業の仕事で「きっちりと」仕事をすることの得意な方ほど、「心を揺さぶる言葉」を書くのが苦手な傾向にありますね。

私の知人の士業は、とても有能で仕事をバリバリこなすのですが、どうしても言葉や文章が「堅い」んですよ。

もちろん、書いてあることは100点満点、間違いはありません!というものなのですが、心を揺さぶるかというと、そうではないんですよね。

あなたの言葉は心を揺さぶりますか?

ドキっとした士業の方は、要注意です。繰り返しになりますが、正しい言葉が、必ずしも顧客の購入にはつながらないんですよ。

心を揺さぶるためのコピーライティングの技術としては色々なものがありますが、簡単にできる方法として、「限定性」というものをお伝えします。

限定性とは、
「もうすぐ無くなりますよ」
というコピーライティングの仕方です。

例えば、「あと2日だけですよ!」とか「残り2つ!」といった表現ですね。

こうした表現に、心を揺さぶられた経験は無いですか?

他にもいくつかの方法がありますが、そうしたコピーライティングの技は、別途お伝えします。

以上、本日は、配信頻度とコピーライティングについてお伝えさせてもらいました。上手くメルマガを活用し、顧客獲得に繋げてくださいね。

士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐

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