士業の致命的な思い込み By コトラー(下)

士業の致命的な思い込み By コトラー(下)

五十嵐です。

昨日に続き、コトラーの『プロフェッショナルマーケティング』からの引用です。

※コトラーとは、マーケティングの世界的権威。

コトラーは、専門家のマーケティングプログラムをダメにする”致命的な思い込み”として、下記のようなものを挙げられています。

(若干、士業向けにアレンジしてみました)

あなたも、該当するものはありませんか? 要注意ですよ。

6.クライアントとの会話では同じ話を繰り返さないようにすべき

大切なことは、クライアントに話を理解してもらうことである。くどくなっても、異なる視点から繰り返し説明することで、クライアントの理解は深まる。

7.クライアントは業界にいる人間なので、専門用語はOK

クライアントは基本的知識を持っているが、専門用語が通じると決めつけるのは、たいていの場合、間違っている。

8.マーケティングにかつての威力は無い

マーケティングで効果が出ていないのは、リサーチ・プランニング・実施のいずれかの段階で、不十分な点があるためである。

9.メッセージが複雑な程、クライアントは士業の必要性を痛切に感じる。

クライアントは情報過多に悩んでいる。メッセージはシンプルで分かりやすく、要点を付いたものにすべきである。

10.広告は見た目よりも中身

力強いメッセージは大切だが、適切なデザインが伴わなければクライアントにメッセージが届かずお金の無駄。

11.私が忙しいことは、クライアントは分かっているはずだから、電話を掛け直すのが遅れても大丈夫

忙しいのはクライアントも同じ。きちんと電話を折り返すことで、好ましいん初を与えられる。クライアントはサービス提供者の能力をすぐに判断できない。そのため、対応の良さで、まずは判断する。

如何でしょうか。

全部で11個の致命的な思い込みをご紹介しました。

専門用語を使ってはいけない、メッセージはシンプルに、など、当たり前のことが当たり前にできていないこともあるんですよね。

コンサルティングの現場では、ABCが大切だとよく言います。つまり、A(当たり前のことを)、B(馬鹿みたいに)、C(ちゃんとやる)ということです。

振り返って、我々士業はどうでしょう。

改めて、自分自身でチェックしてみては如何でしょうか。
私も、気を引き締めて頑張りたいと思います。

士業ウェブマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐

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