まだ、広告費を垂れ流しにしているのですか?

志師塾の五十嵐です。
本日は、『広告』の捉え方です。
経費を削減する際に、広告費を削減しようとする方も
多いのではないでしょうか?
実は、ここで陥りがちな間違いは、
「広告はコストである」という考え方なんです。
広告は、コストではなく、投資であり、
効率的に顧客を獲得する武器なんです。
では、なぜ多くの方が、広告をコストと捉えるのか?
その本当の問題は、
「反応の出ない広告を出し続けているから、コストになる」
ということなのです。
単純に、反応があり、広告費以上の収益をもたらすのならば、
できる限り、広告を出した方が良いですよね?
けれども、多くの方が、
・1回広告を出して効果が出なかった。
・同じ広告を何回か出して、広告費が垂れ流しになっている。
という状態になっているからこそ、
広告が『コスト』になってしまっているんです。
広告で大事なことは、「改善」です。
反応が無い広告を出し続ければ、当然、それは「コスト」です。
ただし、その広告を改善し、費用対効果の高いものができれば、
それは、「投資」になるのではないでしょうか?
この判断をできない方が多いということですね。
実際に、僕も100%の広告が成功するわけではありません。
それでも、そこから改善をしていくからこそ、
結果の出る広告になるわけです。
では、一体、反応が出る広告というのはどういうものなのでしょうか?
本日は、重要な5つのポイントを挙げてみましょう。
(1)反応の無い広告は、いくら打っても変わらない。
   
「広告はたくさん打てば打つほど、反応が上がる!」
そう考える方がいます。
もちろん母数が増えれば、申込みの数は増えるかもしれませんし、
知名度が上がるかもしれません。
しかし、反応がある広告は、1回だけでも反応があるものです。
仮に反応が薄い広告を出し続ければ、
母数が増えますし、申込み数が増え、
知名度も上がるかもしれません。
けれども、当然広告費はかさみますし、
元が取れなければ意味がありません。
ましてや、知名度で戦おうとすれば、
資金力のある大手には、太刀打ちできません。
それは、中小企業の戦い方ではありませんよね。
だからこそ、広告は、『改善』が最も大事だということです。
(2)広告の反響を必ず、「数字」に落とし込む。
当たり前のことかもしれませんが、
実は、正確な効果測定をしている経営者の方は、
意外に少ないものです。
広告が費用対効果の高いものであれば、
さらにそこに投資すべきですし、
一方で、元が取れていないのであれば、
改善、または広告を止める必要があります。
・チラシを何枚配り、何件の問い合わせがあったのか?
・どれくらいのクリック数で、何件の申込みがあったのか?_
など、全てを数字に落とし込み、
現状を把握する癖を付けてみてください。
そこから、判断することが、広告における最も大事なことです。
(3)「広告は読まれてなんぼ」ということを理解する。
当たり前のことかもしれませんが、
広告は読まれて初めて意味を持ちます。
読まれなければ、何の意味もありません。
つまり、「読みたくなる工夫」が大事だということです。
気を付けるべき点を挙げるとするならば、
・キャッチコピーでインパクトを与える。
・具体的なイメージを湧かせる言葉を入れる。(抽象的では反応が薄い)
・情報を詰め込み過ぎて、読みにくいものにしない。
(よくありがち。読む前に、読む気を無くしてしまう。)
など、チェックするべき点は無数にあります。
広告は、こういった点を細かく仕上げていくことで、
初めて効果の出るものへと進化していくのです。
(4)広告の目的は、「売ること」だけではない。
これは、よくありがちなのだが、
すぐに商品をセールスすることを
目的とする広告は少なくない。
しかし、考えて欲しいのだが、広告を見たお客様が、
必ずしもいきなりあなたの商品を買うのだろうか?
お客様からしれみれば、あなたや商品に対する『不安』は、
無数にある。
そんな状況下で、セールスを行っても、
当然、成約率が落ちることはお分かりになるのではないでしょうか?
そうではなく、広告は、あくまで、
『あなたの見込み客を集めること』に
専念して欲しいのです。
具体的にどういうことかというと、
広告の目的を商品を販売することではなく、例えば、
・資料請求
・説明会やセミナー
・無料の体験会
など、セールスを行う前に、
まずは、あなたの信頼を得るための、
ワンクッションを入れることを目的にして欲しいのです。
これだけで、お客様にとっては、
申込みのハードルがグンと下がり、
広告の効果が非常に高いものとなります。
その上で、資料や説明会といった接点の中で、
あなたの信頼を築き、他社との違いを
見込み客に商品を購入する際の「判断基準」として、
教えてあげることが大事なんです。
(5)申込み方法を複数持つ。
「営業時間は、平日の9:00?17:00です。この時間帯にお電話にて、お問い合わせください。」
こんな広告が出ていたとしたら、
僕はすごくもったいないと感じてしまいます。
なぜなら、人それぞれ生活スタイルが違うので、
平日の9:00?17:00で電話が出来ない方もいるわけです。
これだけで、機会損失をしてしまっているわけですね。
実際、僕が主催するセミナーへのお申込みの時間帯も、
人それぞれバラバラです。
深夜3時や4時に、申込みがあることも普通です。
なので、例えば、電話だけでなく、
メールやFAXでのお申込みを可能にしたり、
複数のお申込み方法を用意してあげるだけで、
広告の反応は変わってくるのです。
以上、5つのポイントを挙げてみましたが、
実際、これをしっかりと改善するだけで、
広告の効果は大きく変わります。
僕もこのようなことを広告を出す度に
気を付けているからこそ、
効果が出る広告を作ることができるんです。
ぜひ、5つのポイントを意識して、
反応の出る広告を出してみてくださいね。

それでは、本日はここまでです。

先生ビジネスプロデューサー 中小企業診断士 五十嵐

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