下請け先生から脱却し、単価を上げる発想

五十嵐です。

大好評の「先生業のためのWeb集客セミナー」。
僕の1時間無料コンサル、付けてみました^^

さて、本題です。

あなたの時給は、何円ですか?
僕は、「833円」でした。

独立して最初の仕事、それが講師の仕事だったんです。

20,000円の売上、
投下時間は24時間。

結果として、時給が約833円。

なぜ、こんなに安い単価だったのか?

それは、
【下請け仕事だったから】
なんです。

僕が多くの先生をサポートする中でだんだん分ってきたのが、
【下請け仕事での低単価で苦しんでいる先生がたくさんいる】
という現実。

中には、90%も抜かれて仕事をしているコンサルタントもいました^^;

だからでしょうか、多くの先生が、
「五十嵐さん、下請け仕事から抜け出して直接お客様を取りたいんですよ!」
と言います。

でも、そのためには、根本的に発想を転換する必要があります。

下請け仕事の場合、発注元は、ある意味で同業者です。

研修講師であれば、研修会社。
コンサルタントであれば、コンサル会社。
士業であれば、同じ士業事務所。

つまり、目利き能力のあるケースが多いんですね。

ですから、あなたの「腕」を適性に評価してくれます。

ところが、直接お客様を獲得しようと思えば、お客様は、同業者では無いので、
腕の目利き能力が無いケースが多い。

あなたの「腕」は、適正に評価されにくいんです。

ここに落とし穴があります。

下請け仕事をしている時は、本業の腕をアピールしておけば良いケースがほとんどです。

しかし、直接受注を目指す場合には、あなたの「腕」以外の選ばれる理由を
伝えなければなりません。

先日も、Webスクールの講師が
「私は、デザインの腕が良いんです。
だから、選ばれるんです。」
と言っていました。

でも、
「本当ですか?
その腕の違いって受講者さんは分るんですか?」
と聞いたら、

「ですよね、、、分らないんですよね。
だから、安い金額でしか受注できないんです。」
と悩みを話してくれました。

腕が良いと言われても、その腕を評価できない。
こういった悪循環に陥っているケースが多いんです。

それでは、どうすれば良いでしょうか?

僕の答えは、
【分りやすい価値でフックを掛け、真の価値を見込み客に教育する】
です。

あ、これが分りにくいですか? (苦笑)

一番最初に難しいことを言っても、見込み客は分ってくれません。

だから、一番最初は
「分りやすい価値で、まずは接点を持つ」
ことから始めてみて下さい。

最初から、分りにくい価値を前面に出しても、スルーされるのがオチです。

・デザインのスキルであるCSSのこの部分が・・・
・法律の、特にこの細かい条文が・・・
・不動産の知識では、こんなマニアックなことを・・・

とかは、総スカンを食らいます。

最初は、もっともっと、分りやすい価値で直接、見込み客に訴求すること。

そして、その後に、真の価値、つまり同業者しか知り得ないような判断基準を
じっくり教育していけば良いんですね。

そのために、例えば、セミナーやブログでの情報発信などを
行ってみるということも良い手段です。

繰り返しですが、、、

先生ビジネスの下請けから脱却しようと思えば、
これまでの発注元へのアプローチとは180度違う発想が求められます。

もしもあなたが、下請けから脱却して
単価を高めたいと思えば、下請けマインドから脱却し、
「見込み客から見た価値」を考え抜いて下さいね。

ちなみに、僕は下請けから脱却して時給が50倍以上になりました。

あなたも、下請けから脱却し、本当にやりたい仕事を、誰に気兼ねすること無く、
堂々と行っていきましょう。

今日はここまでにしましょう。
お役にたちましたか?

ではでは。

追伸

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【志師塾通信の編集後記】

新しいスタッフが入社して、Webマーケティングサポートが
徐々に強化されそうです。

人財の教育が、会社の100年後を創ると信じ、
時間とお金を投資していますよ^^

おかげさまで、慢性的な寝不足になってきました。
誰か、僕の代わりに寝てくれないかな、笑


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