業界裏話：２タイプのホームページ制作会社
志師塾の五十嵐です。
今日はホームページ制作会社の見極め方についてお伝えしたいと思います。
先日、ある士業の方に相談を頂きました。
「ホームページ制作会社から営業をたくさん受けるのですが、
正直、どの会社にお願いすれば良いか分かりません。
やっぱり、自分で勉強して、ホームページを作った方が良いでしょうか？」
とのこと。
まず、先生業の方は、ご自身でWebを構築するのは
止めておいた方が良いと思います。
やはり、素人感が出てしまいますし、
そもそも、Webの制作に時間を使うのは、
時間がもったいないからです。
先日も、
「Wordpressを一から学んで１ヶ月かけてホームページを作りました！」
という方がいましたが、そんな時間があれば、
収益を上げる時間に使った方が良いです。
先生業は、時間が収益の源泉ですから、ね。
さて、
ここまでの話は、多くの先生が
「そのとおり！時間が無いので、良い人を見つけてお願いしたい！」
となります。
でもね、
「じゃあ、誰にお願いすれば良いの？」
って、悩んでしまうんですね。
だって、ホームページ制作会社って星の数ほどありますから。
しかも、最近では、Web制作を請け負う個人が増えてきて、
「自分の知人にお願いした」
という先生が、続出しています。
でもね、ほとんどが、成果に繋がっていません。
なぜなら、ホームページ制作会社には２タイプあり、
その使い分けをしていないと、上手くいかないためです。
２タイプのホームページ会社。
それは、
１．マーケティングタイプ
２．デザイナータイプ
の２つです。
１のマーケティングタイプとは、顧客獲得を目的としている会社。
顧客ターゲットや、先生の訴求ポイントなどの戦略を考えた上で、Webを最適な形で提案してくれます。
２のデザイナータイプとは、キレイに作ることに重点を置いている会社。
デザインを複数パターン作り見栄えの良いWebを提案してくれます。
で、
もし、Webマーケティングに詳しくないけれどもWebでお客様を獲得したいのであれば、
「マーケティングタイプの会社」
に依頼すべきです。
なぜなら、先生業の仕事は、Webのデザインが良くてキレイも、
仕事には繋がりにくいから。
基本的に、Webは、大きく２種類の情報でできています。
一つは文字（テキスト）情報、もう一つはデザイン情報（色や写真など）。
このうち、大切なのは、文字情報になります。
見た目がキレイだからお客様を獲得できた、という話は
ほとんど聞いたことがありません。
そうではなく、先生の価値を、どのように言語化していくかが勝負。
そういった言葉の表現までしっかり考えてくれるマーケティングタイプか、
それとも、「先生の原稿」ありきで、それに沿って、キレイに作ってくれるデザイナータイプか。
あなたが、マーケティングに詳しくて、ご自身の価値を文字に落とし込めていれば、
デザイナータイプで良いでしょう。
でも、そうではなく、ご自身の価値を言語化できていないのであれば、
マーケティングタイプに依頼すべきです。
ここで気をつけなければならないのが、
「一見、マーケティングタイプに見える、デザイナータイプの会社」
これを、偽マーケティングタイプ、と呼びます。
この偽マーケティングタイプの会社は、
・SEOが必要です、当社でしっかり対応します。
・ネット広告の活用について、アドバイスします。
・LPOが当社は得意なので、最適な提案ができます。
などなど、話をしてきます。
一見、マーケティングに詳しそうなのですが、
多くの場合、業界の話はほぼ無くて、
Webの技術・テクニックばかり話してきます。
こういった会社は、実際に依頼すると、
結果として成果に繋がらないケースが多いんですよ^^;
僕からすると、
「その方法、物販には有効なんだけど
先生には向いてないよ・・・」
と思うこともしばしば。
なので、だまされないようにして欲しいんです。
繰り返しですが、難しいWeb用語を連発してくるような
偽マーケティング会社とは
付き合わないようにしてくださいね。
で、
僕の感覚としては、マーケティングタイプが２割、
デザイナータイプが８割くらい。
ほとんどが、デザイナータイプなんです。
少し前まで紙の印刷屋さんだった会社が、
紙が売れなくなってきたのでWebに進出したばかり、
という会社も多いですからね^^;
ここまで伝えると、
「五十嵐さん、マーケティングタイプが良いのは分かりました。
でも、どうやってマーケティングタイプかどうかを見極めれば良いですか？」
と聞かれます。
確かに、Webに詳しくない人は、
マーケティングタイプとデザイナータイプを
見極めにくいと思います。
そこで登場するのが、魔法の質問。
この質問さえ持っていれば、
あなたはマーケティングタイプの
ホームページ制作会社を見極められます。
その質問とは、こうです。
「あなたの作ったWebの中で、私の業種で成果の出た事例を具体的に教えて下さい。」
この質問を通じて、
あなたの成果に直結するようなホームページ会社を
パートナーにしていってください。
繰り返しですが、
あなたがWebマーケティングに詳しくない限り、
デザイナータイプのホームページ制作会社には依頼しないこと。
あなたの先生ビジネスをどのように広めていくか、
その根幹からお客様を獲得する流れまで
一緒に考えてくれるパートナーを見つけてくださいね。
本日は、ここまでです。
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