士業数の推移(競争激化の事実)

士業数の推移(競争激化の事実)

士業の顧客獲得に掛ける時間を半分に、受注単価を30%増に、
士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐です。

本日は、大変興味深いデータをご紹介します。それは、士業数の推移です。

私はこれまで、士業の方のマーケティングの重要性をお伝えしてきました。その理由は、士業がこれまで通りのビジネスのやり方をしていては、今後生き残っていくことが難しいためです。

こうしたことを肌で感じていただくために、面白い情報をご紹介しますよ。それは、士業数の推移と、事業所数の推移です。

まず、士業数の推移について。

これは、様々な資料から集めたデータ(事実)です。私も調べて改めて驚いたのですが、思った以上に士業の数は増加していますね。

「MBA流!士業ウェブ集客講座」【志師塾】 税理士・行政書士等の先生業の顧客獲得-士業数の推移

(注)様々なデータがインターネット上に散在していましたので、その中で私が一番妥当な数字だと判断したものを採用しています。もし大きく違うようでしたら、各士業の方、教えてくださいね。
(注)データの少ない資格もあり、基準年/評価年が揃っていません。ご了承くださいませ。

さて、ここに挙げた士業を合計すると、基準年の合計人数が289,425人、評価年の合計人数が424,611人です。つまり、平均すると46.7%もの増加率です。すごく単純にみると、これまでは競合が2人だったのに、競合が3人になる計算ですよ。

その一方で、顧客となる事業所数の推移はどうなっているでしょうか?

中小企業庁の発表によると、

2002年:691.6(万所)
2007年:609.7(万所)

といった感じです。

これは想定通りの推移ですが、事業所数はドンドン減っています。

士業の数が増加し、事業所数が減少している推移が、数字で確認できました。今後もこの傾向は続くと予想できますので、一層競争が激しくなってくるように思います。

こうした環境の中で生き残っていくためには、士業が自らのポジショニングを確立し、集客の仕組みを確立していくことが、ますます重要になってくるのではないでしょうか。

私に関わっていただく士業の方には、「顧客の取れる士業となり、目線を上げ続けて頂きたい」と、私は心から願っています。

士業Webマーケティング@志師塾のMBA中小企業診断士 五十嵐

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