近年、コロナ禍を皮切りに、原材料価格や人件費の高騰など、企業には厳しい状況が続いています。
2021年以降は企業倒産件数が増加傾向にあり、2024年には1万件を超えました。
ところが、自主的に事業を休止または終了する休業・廃業の件数は、倒産を圧倒的に超える水準で推移しています。
ここ数年、1年間に休業や廃業をする企業は約5万社にのぼり、毎日100社を超える企業が休業や廃業しているという、驚異的な数字となっているのです。
その大きな要因となっているのが、「後継者不在」の問題。
驚くべきことに、
「中小企業の約7割が、後継者を見つけられていない」
という現実があります。
過酷なビジネス環境を切り抜けても、後継者がいないために廃業せざるを得ないとすれば、とても残念なことですよね。
ただ、これは裏を返せば、事業承継ビジネスに、「膨大な市場規模」と「潜在需要」があるということ。
しかしながら、多くの経営者は、事業承継の重大性を認識しつつも、
「どこから手を付けていいのか、分からない…」
そんなジレンマに悩まされているのです。
このようなオーナー経営者のニーズに応えて、会社の経営資源をスムーズに移転させる事業承継は、「ヒト、モノ、カネ、信用」を取り扱うトータルビジネス。
そのため、事業承継は、高額報酬が期待できるビジネスでもあるのです。