日本に、どのくらいの法人があるかご存じでしょうか？答えは、約400万社です。士業・コンサル・講師・コーチなどの“先生業”で、狙うべき顧客の一つが、この法人マーケット。なぜなら、個人向けに比べると、高単価になることが多く、先生ビジネスが安定しやすいという特徴があるからです。

イメージとして単価水準をお伝えすると、顧問契約で月額20万円や、スポットのプロジェクト型支援で100万円～1000万円超など。こうした契約は、法人向けに商品サービスをつくりこみ、提案活動を行うことで、十分可能になってきます。

何より、多くの先生業が経験している、会社員時代の経験が、そのまま使えるケースが多いのも、法人向けの特徴です。先生業は、この分野を狙うことが非常に有効ではないでしょうか。

このように、非常に魅力的な法人マーケットですが、実は、多くの先生業の方が、法人開拓に苦しんでいます。それは、法人向けアプローチの方法を知らないことが要因です。

例えば、あなたが大企業から仕事を獲得しようと思えば、Web集客に取り組むよりも先に、「ご紹介をもらう」ことを優先した方が良いケースが多いということを、ご存じでしょうか。このような場合、流行りの情報に踊らされてSNS発信を頑張っても、成果が出づらいかもしれません。

また、中小企業向けであれば、意思決定者である社長にアプローチすることが重要になります。担当社員をいくら口説いても、それでは高単価の契約には辿りつけません。社長に会う方法を知っておかなければ、残念ながら成果に繋がらないでしょう。こうした中小企業の社長に会うのも、紹介が非常に有効になってきます。

このように、法人の特徴を踏まえた上で、法人向けに特化したビジネス構築術が重要になってきます。

・法人ニーズにこたえる商品サービスづくり

・狙った法人を集める集客アプローチ

・ターゲットに刺さる資料・セールストーク

などを設計し、高単価での顧客獲得を進めていきましょう。