イベントの開催を予定しているものの、どうやって集客したらいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
はじめて開催するとなれば、集客の方法や目安など、わからないこともたくさんあると思います。せっかく、魅力的な企画を考えてもお客さんが来てくれないと意味がありません。
そこで、本記事では、イベントの集客で悩んでいる方向けに、集客方法やポイントについて説明していきます。
イベント集客の参考にしてみてください。
1.イベント集客は事前準備がコツ
イベントで集客するためには、事前準備の段階で決めるべきことがあります。
具体的には以下の4つのポイントを意識するようにしてください。
1.ターゲット層の設定: イベントに参加してもらいたい理想の顧客を明確にする
2.メリットの提示: 参加者が得られるメリットを明確にする
3.競合との差別化: 自社の強みを活かして競合に負けない点を明確にする
4.アクセスの良さ: アクセスの良い会場で実施する
これらの条件を満たしていないと、どれほど情報を発信しても集客にはつながりにくくなります。
まずは、ターゲットに対して、どのような目的でイベントを行い、どのような行動に繋げたいのかを明確にします。
新規顧客を獲得したいのか、認知度を高め、購買意欲を向上させたいなど、目的や目標を決めるようにしてください。
また、参加者が得られるメリットを一緒に伝えることで、参加を迷っている人に対して効果的な一押しにもなります。
知りたい情報や貴重な体験ができる、プレゼントがあるなど、わかりやすいメリットを提示することが重要です。
アクセスの良さも、イベントに参加しやすいかどうかを決めるポイントになります。
イベント集客はこうした事前準備を徹底した上で、集客を行うようにしましょう。
2.イベントの集客で使える6つの方法
イベントの集客を実現するためには、具体的なターゲット層を決めて刺さるような集客を行う必要があります。
一言に集客といっても、さまざまな方法があり、ターゲットによっても最適な方法が異なります。
効果的な集客方法を6つ紹介しますので、ぜひあなたに合った方法を見つけてください。
2.1 イベントの告知サイトを使う
イベント集客で使いやすいのが、企業が運営しているイベント情報を集めた告知サイトです。
もともと、興味や関心の高いユーザーを多く抱えているため、顧客に対して効率的にアプローチできる良さがあります。
参加無料で登録できるイベントの告知サイトもあるので、イベント情報を掲載し集客に繋げていきましょう。
告知サイトのなかには広告を有料で掲載する方法もあるので、思うように人数が集まらないときは検討してみてください。
2.2 SNSを使って告知する
イベントの情報をSNSを使って掲載し、告知する方法もあります。
イベントの申し込みフォームにそのまま誘導することもできるので、顧客に対して詳細を伝えやすい方法としても有効です。
また、フォロワーから他のユーザーに拡散される可能性も高いため、余計な手間をかけずにリーチできる点も、大きなメリットといえるでしょう。
特に、X(旧Twitter)は、SNSの中でも拡散性が高いです。
一方、SNSはコミュニケーションを重視する媒体なので、イベント告知の投稿が多いと、フォロワーや友達が離れる原因になります。
そのため、基本は公式LINEやメルマガに誘導し、告知投稿の割合は少なめにしておきましょう。
SNSで無料集客に成功するコツを詳しく学びたい方は、下記動画をご覧ください。
2.3 SNS広告で認知拡大を狙う
SNS広告は、情報の拡散力に優れている方法です。
X(旧Twitter)、Instagram、Facebookなどのさまざまな媒体がありますが、それぞれ利用しているユーザーの違いもあります。
例えば、Instagramはおしゃれや美容系に関心のある10代~30代がメインです。40代以上の世代をターゲットにするならFacebookの方が効果的かもしれません。
SNSは、誰でも手軽に発信できるツールであり、イベントに興味を持っている人が情報発信をすると、今まで興味のなかった潜在顧客を見つけることにも繋がります。
SNS広告にも種類があるため、具体的なターゲット層を決めたら利用率の高いものを選ぶようにしましょう。
2.4 公式LINEやメルマガを使って配信する
公式LINEやメルマガは、見込み客に対して効率的にアプローチできる方法です。
すでに自社のことを知り、興味を持って登録してくれている見込み客のため、興味・関心が深く、イベントの集客率も高くなります。
急に登録者数が増えるわけではないので、日頃からSNS投稿やSNS広告でLINE登録を促すためのコンバーションポイントを設置しておき、コミュニケーションの機会として育てていくことも大切です。
公式LINEやメルマガを使い、顧客エンゲージメントを高めて新規顧客に繋げていくようにしてください。
また、LINE公式アカウントは、他のSNSよりアカウント停止のリスクが高いため、複数のアカウントを運用したり、アカウント停止の際にお知らせできるよう、メールアドレスを取得しておくことをお勧めします。
2.5 ホームページで告知する
自社のホームページを使って情報を掲載する方法もあります。
コストをかけずに集客できる方法になり、情報量の制限もないため詳細まで載せられるのも特徴です。
例えば、イベントの趣旨や具体的なタイムスケジュール、会場へのアクセスや注意点などの伝えたい情報をひとまとめにできる分、誘導しやすくなります。
イベントに興味を持っても、詳しい情報がない、申込方法が分かりづらい場合は、申込数に影響してしまうため注意しましょう。
2.6 チラシを使ったポスティング
実店舗型のイベントや、地域のユーザーを獲得したいときは、チラシによるポスティングも効果的です。
エリアのターゲットを絞り情報を発信でき、ホームページやSNSによる告知とは違う層にも興味・関心を持ってもらえる可能性が高まります。
また、70代以上の方は、紙媒体の方が良く見る傾向があるため、あなたのターゲットによっては、チラシが一番の集客方法になる可能性もあります。
ポスティングは一定のコストがかかるため、どこまでポスティングするのか、予算はいくらかけるのかを事前に決めておきましょう。
2.イベントの集客で使える6つの方法
イベント集客は、まずはターゲットを明確にしたうえで、どんな施策を行えば集客しやすくなるのかを考えて準備してください。
6つの集客方法のどれを行うにあたっても、あなたの肩書、キャッチコピー、プロフィールが魅力的でない場合、反応が薄くなる傾向があるので注意しましょう。
今すぐできる魅力的な肩書・キャッチコピー・プロフィールの作り方を学びたい方は、下記動画をご活用ください。
また、複数の集客方法を組み合わせて行うことで、集客の効率が上がるので、検討してみてくださいね。
文:川口翔平(Web集客コンサルタント)/編集:志師塾編集部
Web集客コンサルタント 川口翔平
志師塾のコピーライティングとWebマーケティングを担当する傍らで、受講生のWebサポートを行っている。
年間6,000名超を集める志師塾のWebマーケティングの一翼を担い、特にWebライティングやSEO(検索エンジン対策)、メルマガ集客の主担当を務める。
年商1,000万円以上を目指したい士業・コンサル・講師・コーチ・セラピストなどの先生業の方は、累計15,000名以上が参加したWebを活用し、高単価で安定的に顧客獲得するためのノウハウを、学んでみてください。