近年、日本のコンサルティング市場は拡大傾向にあり、個人で活動するコンサルタントも増加しています。

背景には、技術革新のスピードが速いなかで競争力を維持するため、企業が外部専門家を活用するケースが増えていることが挙げられます。
さらに、ビジネス環境の複雑化により企業のコンサルティングニーズも多様化していることから、特定の分野の専門性を活かして個人で活躍するコンサルタントの需要も高まっているんです。

つまり、法人向けコンサルタントとして独立開業に成功すれば、年商1,000万円はもちろん、年商3,000万円を超えることも十分可能な時代といえます。

しかし、現実的には、十分なビジネス経験や高度な専門知識を持っていても、なかなか軌道に乗れないコンサルタントが多く存在します。
それはなぜでしょうか。

稼げない理由のひとつが、法人向けコンサルタントとしてのスキル不足。
いくら専門知識を持っていても、コンサルタントとしてのスキルが無ければ、プロとして続けられないでしょう。

例えば、“財務の知識があること”と、“財務コンサルタントとして成功すること”は、同じではないのです。

こうしたコンサルスキルを身につけないまま、専門知識のみでコンサル活動を開始してしまっている先生業が、後を絶ちません。

プロのコンサルタントとして活動していくためには、専門知識に加えて、“コンサルティングスキル”を身につける必要があるのです。

その大きな理由のひとつが、コンサルタントとして必要不可欠な”土台”のスキルである、「コンサルティングスキル」の不足です。

例えば、“財務の知識があること”と、“財務コンサルタントとして成功すること”は、同じではないのです。

にもかかわらず、コンサルスキルを身につけないまま、専門知識のみでコンサル活動を開始してしまっている先生業が、後を絶ちません。

プロのコンサルタントとして活動していくためには、専門知識に加えて、“コンサルティングスキル”を身につける必要があるのです。

それでは、土台となるコンサルスキルとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
それが、次の５つです。

１． ヒアリングスキル

顧客の真の悩み、本音を聞きだす力

２． 提案スキル

刺さる提案をつくり、論理と感情で伝え、
受注する力

３． プロジェクト遂行スキル

顧客を巻き込み、クライアントの成果につなげる力

４． リピート受注スキル

自然と継続依頼される仕掛けをつくる力

５． 継続関係構築スキル

いつでも思い出してもらう関係性を構築する力

これらを高いレベルで身につけることで、
顧客の絶えない、人気コンサルタントに
なっていくのです。

ここで大切なことは、企業の中で事業を提案することと、プロのコンサルタントとして顧客に提案することは、まったく異なるスキルが必要ということです。