では、成功する講師になるためにはどうすればいいのか。
それは研修講師として成功するために必要な、3つの能力を身に付ける必要があります。
01.
紹介が連鎖して、顧客を獲得できる営業力
第一に、仕事を取る力、つまり「営業力」が必要になってきます。
大手企業は信用を大切にするため、紹介経由で講師を探します。
テレアポや飛び込み営業で大手企業を攻略した話は、ほとんど聞いたことがありません。
そのため、紹介が生まれやすい状況を作っておくことが重要です。
具体的には、研修講師としての価値を体系的に整理して「伝わる形」に整えることが、研修講師として直接仕事を獲得するためには必要になります。
02.
研修で成果を出すためのコンテンツ力
研修を提案し、実施するために必要なのが「コンテンツ力」です。
コンテンツとは「研修を効果的にし、盛り上げるための仕掛け」と言えるものです。
そのようなコンテンツを、独自で作り込むには、いくつかのポイントがあります。
単に知識を羅列しただけでは、成果につながりません。研修を成果につなげるためには、知識だけでなく、意識、スキル、顧客組織のニーズなどの様々な要素にアプローチする必要が出てきます。
成果を出すためのコンテンツを作り込むこと。
そのやり方を知っているかどうかで、成果は大きく変わってきます。
03.
リピートを生み出す、デリバリー力
研修のニーズは無くなることはありません。
毎年のように繰り返し実施するような研修も多々あります。
そこで、研修ビジネスを安定的にするためには、「デリバリー力」を高め、如何にしてリピートを獲得するか。
ここが重要になってきます。
そのためには、研修講師として、受講者を十分に満足させるだけでは不十分です。
リピートを獲得するためには、受講者だけでなく、人事・上司・経営者など、関連する人に目配せした研修が求められます。
リピート獲得をゴールとした研修の実施を行うために、研修中に何をしなければならないか、そのデリバリー方法を熟知しておくことが必要になってきます。