シニアマーケットにおける相続や終活領域の専門家といっても、どこの誰に、どのような相談をすれば良いのか迷う人が多いでしょう。相続・終活領域の専門家には、弁護士、税理士、司法書士、行政書士、宅建士、FP、ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなど多くの専門家がいます。
しかし、当然ですが、すべての人に、すべての専門家が必要なわけではありません。必要な対策や手続き、お困りごとは人それぞれです。
例えば、不動産などが絡む相続領域については、人生の最後に大きなもめごとになりやすいものです。その人にあった本当に必要な専門家に依頼せず、一部の相続対策だけを行ったことで「相続」から「争族」になることは珍しくありません。
そのため、相続・終活などシニアマーケットでは、その人の状況や、全体の流れを正しく理解して、総合的なコーディネート役が必要になります。
「相続終活コンダクター」とは、超高齢化社会の日本において、身近に起こりえる深刻な問題の最初の相談窓口として、クライアントの相続・終活・健康などの問題を把握し、必要となる信頼のおける専門家の方々をまとめあげていく、指揮者のような存在なのです。