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【成功事例】不動産鑑定士が独立開業に成功する事前準備とは?

不動産鑑定士として独立開業して成功するためには、成功事例に基づいた事前準備が重要です。

特に、紹介経路や、顧客定義などのビジネスモデル構築がポイントになります。

1.不動産鑑定士の特徴

不動産鑑定士は、難易度が非常に高く、不動産系で最高峰の資格です。

資格を取得した方の中には、固定費が掛からず、金銭的な独立のハードルが低いため、勢いで独立開業される方もいます。

しかし、資格の知名度の低さもあり、顧客獲得に悩むケースが非常に多いです。

そのため、勢いで独立開業するのではなく、しっかりとした準備(成功体験に基づいたノウハウを活用する)が重要になってきます。

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2.独立開業前にすべき5つの準備

不動産鑑定士としての独立は、事務所や設備を準備する必要もなく、開業届を出せばすぐにでもできてしまいます。

しかし、独立してからなるべく早く軌道に乗せるために、また、失敗しないようにするためには、事前の準備が重要になります。

不動産鑑定士の独立開業を成功させるため、事前に準備しておきたいことは、下記の5つです。

  • 1.他の不動産鑑定士との差別化について考えておく
  • 2.人脈を広げていく方法を考えておく
  • 3.集客の方法を考えておく
  • 4.まとまった資金を用意しておく
  • 5.日本不動産鑑定士協会連合会(JAREA)への加入を検討

それでは、順番に見ていきましょう。

2.1 他の不動産鑑定士との差別化について考えておく

不動産鑑定士の資格を持つ人は年々増加し、近年、価格競争が激化しています。

自分が何を専門とするのか、自分は他の不動産鑑定士と何が違うのかを明らかにしなければ、適正価格で受注を確保し続けることは難しいでしょう。

そのため、「顧客が自分を選ぶ理由」を明らかにして、他の不動産鑑定士とどう差別化するのか考えておきましょう。

これまでのキャリアの棚卸しや取得している他の資格から、自分の専門分野が見えてくるはずです。

突出した強みがないと感じるのであれば、新しい分野について勉強しておくことをおすすめします。

2.2 人脈を広げていく方法を考えておく

繰り返しになりますが、不動産鑑定士として仕事を確保するためには、人脈が大切です。

不動産鑑定士として独立した後に1番大切なのは、どのように仕事の確保をしていくかということで、当然のことながら、仕事が途切れてしまえば廃業につながってしまいます。

そのため、異業種交流会への参加や知人からの紹介など、独立した後にどうやって人脈を広げていくか考えておくことは必須と言えるでしょう。

2.3 集客の方法を考えておく

人脈のみで仕事を確保し続けるのは難しいため、自分で集客する方法を考えておく必要があります。

いくら不動産鑑定士としての実力があったとしても、自分の強みのアピール方法や、必要な人に自分の存在を知ってもらう方法について知らなければ、仕事を確保することはできません。

そのため、ホームページやSNSの運用など自分に合った集客方法を検討しておくことが大切です。

実際に、4章「不動産鑑定士として独立している先輩の体験談から成功ポイントを学ぶ」で紹介している先輩も、志師塾で集客について詳しく学び、実践のサポートを受けることで独立を成功させています。

不動産鑑定士が集客に成功するには「有益な情報を提供し、信頼関係を構築してから受注する」という仕組みを作ることが大切です。

しかしながら、集客に苦しんでいる方も多く、10年以上サポートしてわかったことは、顧客獲得で成功する先生と、失敗する先生の大きな違いは、先生業に特化した顧客獲得ノウハウを学んだことがあるかどうかでした。

そのため、異業種交流会に参加して他士業の先生から仕事を回してもらう、自分でホームページやSNSを運用して集客をする、セミナー開催して顧客獲得につなげるなど、積極的な集客活動を行う必要があります。

その中で特に重要になる「紹介をもらう方法」と「SNSの集客」について詳しく知りたい方は、以下の動画を参考にしてください。(6分43秒)

タイトル:【必見】独立起業家向け!開業直後の「顧客集客方法」を開業のプロがわかりやすく解説します

2.4 まとまった資金を準備しておく

不動産鑑定士としての独立を成功させるために、まとまった資金を準備しておきましょう。

独立開業した後に、すぐに軌道に乗る人は少数であるため、自分の手元に資金がなければすぐに廃業に追い込まれてしまいます。

余裕を持って自分のスキルを高めていくためにも、半年から1年は仕事がないと仮定して、資金を準備しておくことが大切です。

2.5 日本不動産鑑定士協会連合会(JAREA)への加入を検討

日本不動産鑑定士協会連合会(JAREA)へ加入するかどうかを検討しておきましょう。

JAREAは、不動産鑑定士同士の連携と資質向上を目的とした団体です。協会への加入は義務ではなく、加入しなくても不動産鑑定士として活動することは可能です。

ですが、JAREAは、人脈作りやスキル向上に効果的であるため、不動産鑑定士として登録した人の半数ほどが加入しています。

加入の費用としては、どの支部に加入するかで左右しますが、入会費25,000円、年会費50,000円ほどが目安です。

独立開業後に仕事を確保できるか不安な人や人脈を作りたい人、資金に余裕のある人は、JAREAへの加入を検討してみてはいかがでしょうか。

3.不動産鑑定士の独立に向く人の3大条件

不動産鑑定士の独立の判断基準

不動産鑑定士として独立するのに向いているのは、下記のような人です。

  • 1.コミュニケーション能力が高く、人脈を築くのが得意な人
  • 2.新しい知識を学ぶことが好きな人
  • 3.経営能力が高い人

ひとつひとつ解説していきます。

3.1 コミュニケーション能力が高く、人脈を築くのが得意な人

コミュニケーション能力が高く人脈を築くのが得意な人は、不動産鑑定士として独立するのに向いています。

なぜなら、独立後は、あなたの関連士業から仕事を紹介してもらうことが多いからです。そのためには、人脈の構築が不可欠になります。

もちろん、インターネットでの集客と実力のみで稼いでいる人もいますが、人脈を築けた方が仕事を確保しやすいことは間違いないでしょう。

また、どのような顧客ともスムーズに意思疎通をする必要があるため、「コミュニケーション能力を高めたほうがいいな」と思う方は、事前に勉強や練習をしておくことをお勧めします。

3.2 新しい知識を学ぶことが好きな人

不動産鑑定士として独立して成功するためには、新しい知識を貪欲に学んでいく姿勢も大切になります。

不動産鑑定士は幅広い業務をこなしていく職業であり、また、マーケティングツールなど常に新しい技術に対応していかなければ、顧客に適したサービスを提供することは難しいでしょう。

常に自分の知識をアップグレードし、顧客からの幅広い要望に答え続けることが、継続して稼ぎ続けるためのポイントと言えます。

そのため、新しい知識を学びスキルアップしていくことが好きな人は、不動産鑑定士として独立するのに向いています。

3.3 経営能力が高い人

不動産鑑定士として独立するのに向いている人として、経営能力が高いことも大切なポイントです。

フリーランスとして働く場合にも、事務所を構えてスタッフを雇う場合にも継続して稼ぎ続けるためには経営能力が必要になります。

自分で経営戦略を考えて、積極的に実行に移すことが得意な人は、不動産鑑定士として独立するのには向いているでしょう。

4.不動産鑑定士として独立している先輩の体験談から成功ポイントを学ぶ

資格を取得し、不動産鑑定士として独立して活躍されている人の体験談を紹介します。

実際に活躍している人から成功するためのポイントを学んでいきましょう。

4.1 全国の不動産価値の裁判官的役割を果たす不動産鑑定士として活躍している入村匡哉さん

不動産鑑定士の入村匡哉さん

入村匡哉(にゅうむらまさや)さんは、平成18年に不動産鑑定士として登録し、様々な不動産鑑定業務を経験。「不動産評価の専門家として一人でも多くの不動産相談窓口となり、不動産関連で悩まれている方が笑顔になれるようお手伝いをしたい」という思いで平成21年に入村不動産鑑定を設立するとともに、三鷹と神田に事務所を開設されました。

平成26年には三鷹事務所を吉祥寺事務所に移転し、吉祥寺中心として、神田と二拠点で事業を展開。「全国の不動産価値の裁判官的役割を果たす不動産鑑定士」として、不動産鑑定実績800件を超える問題解決のサポートをしています。

不動産鑑定業務の中でも、相談件数が多く、入村さんが得意とされているのは、「土地建物の相続・贈与・財産分与」の業務です。

不動産の相続と財産分与においては、長年の揉め事になることも多いとのこと。10年間不動産の遺産分割が決まらず、揉めていた相続人の不動産を鑑定した仕事では、お互いに納得した上で、すぐに分割の詳細がまとまったそうです。

入村さんがお客様から選ばれる最大の理由は「安心サポート」。相談を受けた時は、お客さんの予算や、トータルで何をサポートできるのか、最初のヒアリングに時間をかけた上で、お客様が納得いくまで説明されるそうです。

また、交流会などを通じて士業を中心に多くの専門家と業務提携を行い、お客様の状況にあった方をご紹介し、トータルソリューションでサポートするようになってからお客様の満足度が上がったそうです。

今後の事業展開について伺ったところ、士業の先生との連携を増やすため、動画・チラシ・DMといった広告媒体を通じて、顧問プランの提案を強化する予定とのこと。

  • 【名前】入村 匡哉さん
  • 【資格】不動産鑑定士、行政書士
  • 【現在の業務内容】土地建物の相続・贈与・財産分与、家賃地代交渉、士業・法人向けの不動産評価サポート
  • 【成功ポイント】
  • ・YouTubeとSNSの情報発信により、初回面談前に入村さんの専門性と人間性を理解してもらい、関係性を構築している
  • ・最初のヒアリングに時間をかけた上で、お客様が納得いくまで説明している
  • ・お客様の状況にあった方をご紹介し、トータルソリューションでサポートしている。

不動産鑑定士として活躍している入村さんの詳しいインタビュー内容については、下記の記事をご参照ください。

「YouTubeとSNSで効果的に集客する方法」や「ホームページの問い合わせの成約率を上げる方法」も紹介しています。

【成功事例】全国の不動産価値の裁判官的役割を果たす不動産鑑定士~入村匡哉(にゅうむらまさや)さん~

5.まとめ

本記事では、不動産鑑定士の独立開業に失敗しないための準備内容についてお伝えしました。

最後に、ポイントをまとめましたので、あなたの独立開業準備に役立てていただけると幸いです。

副業の業種 主な業務
1.不動産鑑定士の特徴
  • 不動産系で最高峰の資格だが、一般的な知名度は低い
  • 顧客獲得に悩まないよう、独立開業前の準備が重要
2.独立開業前にすべき5つの準備
  • 1.自分の専門分野と競合との差別化ポイントを明確にする
  • 2.異業種交流会や知人からの紹介など、人脈を広げ方を検討する
  • 3.紹介、SNS、ホームページなど、自分に合った集客方法を検討する
  • 4.半年から1年は仕事がないと仮定して、資金を準備する
  • 5.日本不動産鑑定士協会連合会(JAREA)への加入を検討する
3.不動産鑑定士の独立に向く人の3大条件
  • 1.コミュニケーション能力が高く、人脈を築くのが得意な人
  • 2.新しい知識を学ぶことが好きな人
  • 3.経営能力が高い人
4.不動産鑑定士として独立している先輩の体験談から成功ポイントを学ぶ
  • YouTubeとSNSの情報発信により、初回面談前に専門性と人間性を伝えて、関係性を構築している
  • 最初のヒアリングに時間をかけた上で、お客様が納得いくまで説明している
  • お客様の状況にあった方をご紹介し、トータルソリューションでサポートしている

いかがでしょうか。

不動産鑑定士は、独立して年収1,000~3,000万円を実現している方が多いので、是非とも挑戦して頂きたいと思います。

文:川口翔平(Web集客コンサルタント)/編集:志師塾編集部

Web集客コンサルタントの川口翔平

Web集客コンサルタント  川口翔平

志師塾のコピーライティングとWebマーケティングを担当する傍らで、受講生のWebサポートを行っている。

年間6,000名超を集める志師塾のWebマーケティングの一翼を担い、特にWebライティングやSEO(検索エンジン対策)、メルマガ集客の主担当を務める。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

追申

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