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【卒業生インタビュー】中小企業で働く喜びを日本中に届けたい 加倉井久美さん

加倉井 久美(かくらい くみ)さんは中小企業の経営者に対して、コーチングや人材育成、業務改善、組織構築などの提案を行う経営コンサルタントです。

ご自身のこれまでのキャリアから「NO.2育成」「パートナー経営企画室長」の肩書を持ち、中小企業の「しなやか経営」の伝道師として、経営者の思いの実現に向けて活動をしています。

今回、加倉井さんが現在の仕事を選択するまでの経緯、ご自身の仕事への思い、志師塾との関わりについて、お話をうかがいました。

1.加倉井さんのお仕事

加倉井さんのお客様となる中小企業は、社員数が10名程度の小さな会社から、50~60名程度の会社が中心です。中小企業の経営者のNO.2として人材育成や組織開発、バックオフィスの業務改善、経理・財務に関するサポートなど、幅広い分野で経営のサポートをしています。

先生業としての仕事ですが、特別な資格を有しているわけではなく、加倉井さんのこれまでの経験や実務を活かした、伴走型のコンサルティングが特徴です。加倉井さんが今の仕事を選んだ背景には、加倉井さんのこれまでのキャリアや職場での役回りが大きく関係します。

2.中小企業のNO.2への道のり

加倉井さんのキャリアは大手のゼネコン会社の人事、秘書業務からスタートします。その後、ベンチャー企業や中小企業への転職を繰り返しますが、これまでの25年超で会社員として経験した会社は合計で8社にもおよびます。その仕事のほとんどが、管理本部や経営企画本部等のバックオフィス部門の責任者としてのNO.2の仕事、いわゆる経営者の右腕としての仕事です。

「入社した時に、新規事業の立ち上げに関わることが多かったです。タイミングもあったと思いますが、新規事業の責任者のサポート役のような仕事をやる機会が多くありました」

まずは、事業責任者のサポート役をこなすことから始まりますが、一つ一つの仕事を一生懸命にこなす仕事ぶりが目に留まったのか、経営者から「加倉井さんには今のポジションだけではもったいない」と気にかけていただき、新しい仕事を任せられるようになったといいます。

加倉井さんの仕事の範囲は経理、人事、総務といった、いわゆるバックオフィス業務が中心でした。さらに加倉井さんは常に経営者のすぐ近くで働くことが多かったそうです。

「10名くらいの規模の会社ですと、経営者から現場がよく見えますし、会社の実態を把握しやすいです。ただ、経営者が会社の管理体制を整えるのは労力がかかりますし、とても大変な仕事ですよね。経営者としては売上をあげないといけない一方で、管理体制もしっかりと整えないといけない。自然な流れで、社長のそばでバックオフィス業務に携わっていた私が、体制づくりの中心になることが多かったですね」

人一倍フットワークが軽く、明るく社交的な加倉井さんの性格が買われたのでしょう。中小企業の経営者が悩む会社の組織づくりに貢献することで、ますます経営者との距離が縮まり、経営者に寄り添う経営パートナーとしての役割を徐々に担うようになりました。

3.全員営業の組織づくり

加倉井さんが歩んできたキャリアは管理業務の仕事だけではありません。不動産会社に勤めていたときに営業の職種も経験しています。営業職の経験はバックオフィスの構築業務にも活きているといいます。

加倉井さんは、中小企業の経営者が一人で会社を回しているような状態から管理体制を整えていました。

「私が意識していたことは、管理体制をしっかり整えたうえで、全員営業という組織体制を目指すことですね。バックオフィス、いわゆる管理業務は全部外注することも可能ですが、ある程度内製化して自社で体制を整えていったほうがノウハウは身に付きますし、営業の効率化にもつながりやすいです」

「管理業務を盤石にして会社の規模が大きくなったときに安心感があることに加えて、管理本部が営業意識をもつことで利益率向上に貢献できるような組織づくりを経営者には提言しています。管理本部はコスト部門ではなく、第2の営業部です」と管理業務を中心に渡り歩いてきた加倉井さんですが、営業職も経験したことで「攻める管理本部」をつくれることが加倉井さんの大きな強みといえます。

4.自分を育ててくれた経営者の教え

3社目の会社で初めて経理の仕事を経験しました。それまで経理の仕事を経験したことはありませんでしたが、加倉井さんに任されたのは経理部門のマネジメント(責任者)でした。当時、マネジメントの仕事というのはその業務に長けている人がやるものだと加倉井さんは思っていましたので、仕事を頼まれた際の経営者の言葉には、稲妻が走ったといいます。

「私は君にできるかどうかを聞いているのではない。私は君にやるかやらないかを聞いているんだ」この言葉に限らず、加倉井さんの心の中には一緒に仕事をした経営者の言葉が数々刻まれているそうです。複数の中小企業で勤務経験を持ち、経営者のそばで働いていた加倉井さんにとって、経営者の格言を身近で耳にすることができたことは、貴重な経験だったといいます」

「中小企業で働く社員には、基本的に社長のことが好きな方が多いと思います。私のようにトップの言葉に共感して入社したり、長く働き続けたりする人がたくさんいます。自社で働くことを誇りに思う社員さんを増やしたい、この会社に入ってよかったなと思う社員さんを増やして、中小企業を明るくしたいというのが私の希望ですね」

中小企業の経営者は覚悟をもって、命をかけて会社や社員を守っています。経営者の奔走する姿を、加倉井さんはずっと近くで見てきました。一人で悩める経営者を応援したい、経営者の思いを具現化して良い組織をつくり、経営者の思いを社員につなげる架け橋になりたい、そのような思いや使命感を強く抱いています。

「勤めていた会社の経営者からは幾度となくチャンスを与えてもらいました。チャンスを活かしたいと思わせてくれましたし、やる気やモチベーションを上げてくださいました。そのような経緯から、もっと社長の期待に応えたい、役に立ちたいと本気で思うようになりました」

経理の仕事を通して、加倉井さんのNO.2としてのポジションはより鮮明になりました。中小企業の経理は金融機関との交渉業務や税理士の先生と話す機会が多く、経営者の代弁者として、交渉窓口に立つことが増えたといいます。

「会社にNO.2がいることで、やはりトップは仕事がやりやすくなると実感しましたね。経営者が明るく前向きになれることで、自社の社員も明るくなり、企業が良い方向に進んでいきます。自分の経験を活かして、NO.2として中小企業の社長をサポートすること、また、自分のようなNO.2人材を育成することを仕事にしようと思いました」

そのような考えから、加倉井さんは2018年2月にコンサルタントとして独立します。

5.志師塾との出会い

独立をしたものの、コンサルタントとしての経験がなく資格も有していなかったため、コンサルティングという未知なる領域に不安な気持ちも抱いていました。そのような中、セミナーを通して志師塾と出会います。いつも自分の感性や感覚を大事にしているという加倉井さんは、士業だけでなくコーチング、コンサルも対象に先生業という幅広い分野で展開している志師塾に、運命的な出会いを感じました。

「コーチングやカウンセラーなどの職種も先生業だと言われた時、私としては新しい気付きを得ました。志や思いを形にしたり、自分の心と向き合い夢を描いたりするコンセプトに共感し、自分に合ったポジションをイメージすることができました」

加倉井さんが立ち上げた会社の屋号は「株式会社ヴィリーブコーポレーション」。フランス語で人生を意味する「Vie」と英語の「Live」からなる造語で作られた会社名には「私も、私と関わるすべての人も、思い通りの人生を楽しんで生きる」という加倉井さんの思いが込められています。屋号には、自分の名前ではなく自分の思いを表現できるものにしたかったそうですが、自分の思いを表現して外部に発信することは、まさしく志師塾で学んだ根幹の部分です」

「志師塾では思いを具現化するために、様々な課題を通して自分と向かい合う機会が与えられます。「なぜその仕事を選択しようと思ったのか」「先生業を通して実現したいことは何か」など、自分自身の志や思いを考える時間がたくさん与えられました」

「社名は志師塾に入塾してからではなくて、その前から決めていました。意識せずとも自分の思いを社名に込めていましたし、自分の原点や要素となる部分を表現したいという思いがありました。自分の志や思いを社名にしている点において、自分は志師塾に何らかの縁があって、志師塾にくるルーツがあったのだと思っています」

6.志師塾の魅力

加倉井さんに志師塾の魅力について尋ねたところ、2つの点をあげていただきました。

「一つ目は、常に私たち受講生を応援してくれている体制があることですね。独立や開業に関するスキルやノウハウの提供だけではなく、自律型人材でいるためのバックアップを本気でしてくださったのが心強かったです。教材やマニュアル通りの教えだけではなく、先生業として独立することの心構えを一緒に考えてくれました」自分がどういう人間で、どのようなスキルを持ち、どのような事業を展開していきたいか、親身になって相談に乗っていただき、応援体制が盤石であったといいます。

「二つ目は、気の置けない仲間の存在です。先生業は決して一人ではないということを志師塾を通して実感しました。現在の仕事でも、自分にできないことや専門外の領域を志師塾時代の仲間に頼ることがあります。志師塾の仲間は太鼓判を押して自分のお客様に紹介できます。私の仕事は一人ではできないという意識があることで、自分ではどうしようもないことも経営者に提案ができています」

今もなお、仲間の存在が自分のビジネスと一体化してコンサルティングの武器の一つになっているそうです。

7.自分との向き合い方が上手になると人生は楽しい

アドラー流メンタルトレーナー、自己肯定感カウンセラーなどの資格を有し、心理学を学んだこともある加倉井さん。考え方はいつでもポジティブです。

「自分の心構えによって、ものごとに対するあらゆる対応が変わってきます。コンサルタントとしてのスキルだけを身に付けて、肩書やキャッチコピーを作っただけでは売れるはずがないのです。うまくいかないことも多々あります。ただ、そのような時こそチャンスであって、自分の心の在り方や心構えがしっかり構築されていると、いつでもベースに立ち戻って自分と向き合うことにより困難な状況も乗り越えることができます」

志師塾では自分の肩書やキャッチコピーを考える機会が与えられます。加倉井さんの場合、「NO.2育成」「パートナー経営企画室長」という肩書を志師塾で生み出しますが、志師塾で習得したかけがえのないものは肩書だけに留まらず、自分との向き合い方や心構えであったといいます。心構えによって、これまで数々の苦難を乗り越えたり、失敗を恐れず果敢に挑戦したりすることができるようになったのです。

自分の思いや自分との関わり方を本気で考えることができた志師塾の経験は大変貴重でしたね。資格やスキル、肩書だけでなく、自分の心の在り方をしっかり見つめることができたので、ビジネスがうまくいかないときでも初心にかえって状況に対応することができています。自分との向き合い方や自分とのコミュニケーションが上手になると、どのような困難も苦ではなくなりますし、失敗だって恐くなくなります。自分の心の在り方次第で、人生は楽しくなることを実感しています」

8.ぶれることのない心の芯~しなやか経営の実現へ~

経営環境が目まぐるしく変化する状況下で、加倉井さんは常に経営者のそばで経営者の生き方と経営の在り方を見てきました。

中小企業の経営者を心からリスペクトしているという加倉井さん。ただただ純粋に謙虚に、経営者のお役に立ちたいという思いで、今の仕事を選択しています。その思いは志師塾で自分と真剣に向かい合った経験により、確固たる信念に生まれ変わり決してぶれることはありません。志師塾で学んだ体験を自身のコンサルティングにも活かし、中小企業の経営者が心から自身と向き合い元気よく活躍できる未来を創ります。

うごめく世の中で、自分の心に折れない芯を持ち、環境の変化に柔軟に対応できるしなやかさが、経営には必要です。悩める中小企業の経営者は多くいますが、誰かに話をするだけでも気を楽にしてくれる方も多いといいます。

答えやアドバイスは求めず、ただただ話を聞いて欲しい。そのような時、加倉井さんが聞き役となり、経営者と共に心の在り方を見つめ直し、自分らしい経営の在り方を取り戻してくれるでしょう。

文:阿久津康史(中小企業診断士)/編集:志師塾編集部

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