「士業として副業で安定収入を得たい」
「コンサルタントとして資格を武器に高単価案件を獲得したい」
「自分のスキルを証明できる資格で差別化を図りたい」
など、あなたは、先生業として副業で稼げる資格について悩んでいませんか?
そこで本記事では、
・士業・コンサルが副業で稼げるおすすめ資格26選
・資格取得のメリットとデメリット
・副業に最適な資格の選び方
・資格を活かした具体的な稼ぎ方
を解説します。
上記内容を理解することで、あなたに最適な資格を選び、副業で安定した収入を得る道筋が見えるでしょう。
また、資格取得後に実際に稼ぐための具体的な方法も解説します。
最後に、資格を活かして副業で成功している先生業の事例をご紹介します。
本記事を読むことで、どの資格を取得すべきか判断し、副業で収入アップを実現するポイントを事前に把握することができます。
1.IT関連で稼げる資格4選
デジタル化が進む現代社会では、IT関連の資格が人気です。在宅で自分の時間を大切にしながら働けるため、士業やコンサルタントの副業として最適です。
IT関連の資格は、一度取得すれば長期的に稼げる可能性が高く、投資対効果が優れています。
1.1 ITパスポート(入門レベル)
ITパスポートは、デジタル社会で必要とされる基礎的な知識を証明する国家資格です。
IT初心者でも挑戦しやすい入門レベルで、IT関連の基礎的な業務に携わることができます。取得すると、知識を活かしてプロジェクトに参加できる機会も増えるでしょう。
収入目安 | 5万円〜10万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★☆☆☆ |
主な仕事 | IT関連の基礎的な事務作業、ヘルプデスク業務、簡単なウェブサイト制作 |
1.2 応用情報技術者(上級レベル)
応用情報技術者は、高度IT人材として認められる国家資格です。
情報システムの開発や運用に関する幅広い知識と応用力が求められます。取得すると、より大規模なプロジェクトに携わる機会が増え、キャリアアップや収入アップが見込めるでしょう。
収入目安 | 40万円〜60万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | システムエンジニア、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント |
1.3 ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、高度なネットワーク技術を証明する国家資格です。
ネットワークの設計や構築、運用、セキュリティに関する専門的な知識と技術が求められます。取得すると、プロジェクトのリーダーやコンサルタントとして活躍できます。
収入目安 | 40万円〜70万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | ネットワークエンジニア、システムエンジニア、ネットワークの設計や構築 |
1.4 データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、データベースの設計や構築、運用に関する高度な知識と技術を証明する国家資格です。
大規模データベースの最適化やパフォーマンスのチューニングなど、専門スキルが求められます。急速にIT化が進む近年では需要が高まっており、キャリアの安定性と成長性が期待できます。
収入目安 | 45万円〜65万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | データベースの管理、ITコンサルタント、データベースの構築 |
2.士業・コンサル関連で稼げる資格11選
士業やコンサル関連の資格は、専門的な知識と高い信頼性が求められる分野です。
取得には相応の努力と時間が必要ですが、一度取得すれば副業として安定した収入を得られるでしょう。
2.1 司法書士
司法書士は不動産登記や商業登記、成年後見など、法務に関する専門的な知識と技能を証明する国家資格です。
取得すると、個人や企業の法的手続きを代行できるようになり、独立開業や副業として活動する道が開けます。高い専門性と信頼性から、安定した収入が見込めます。
収入目安 | 30万円〜60万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★★ |
主な仕事 | 不動産登記、商業登記、簡易裁判所での訴訟代理 |
2.2 社会保険労務士
社会保険労務士は、労働・社会保険関連の法律に精通し、企業の人事労務管理をサポートする国家資格です。
働き方改革や労働問題への注目度が高まる中で需要が増加しており、独立開業も可能です。企業内での重要性も高まっており、キャリアパスが広がります。
収入目安 | 30万円〜50万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★★ |
主な仕事 | 労務管理コンサルティング、申請書等の提出に関する手続き代行、社会保険手続き代行 |
2.3 中小企業診断士
中小企業診断士は、企業経営に関する高度な知識と分析力を持つ国家資格です。
中小企業の経営課題を診断し、改善策を提案する専門家として認められています。取得すると、コンサルタントとして活動したり、企業内で経営戦略の立案に携わったりと活躍の機会が増えるでしょう。
収入目安 | 40万円〜70万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★★ |
主な仕事 | 経営コンサルティング、企業の課題分析、セミナー講師 |
2.4 税理士
税理士は税務に関する専門知識を持ち、納税者の代理として税務業務を行う国家資格です。
取得すると、個人や法人の確定申告、税務相談、会計帳簿の作成など、幅広い業務を担当できます。高度な専門性ゆえに社会的信頼が厚く、独立開業や副業としての働き方の選択肢が多い点が魅力です。
収入目安 | 30万円〜70万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★★ |
主な仕事 | 税務申告代行、税務コンサルティング、会計帳簿の作成 |
2.5 公認会計士
公認会計士は、財務・会計分野における最高峰の国家資格です。企業の財務諸表を監査し、適正性を保証する重要な役割を担います。
取得すると、大手監査法人での勤務や独立開業、企業の財務部門での活躍など、幅広いキャリアパスが開けます。高度な専門性と社会的信頼性から、高収入を得られる可能性が高いでしょう。
収入目安 | 50万円〜80万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★★ |
主な仕事 | 財務諸表監査、経営コンサルティング、税務相談 |
2.6 宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産取引の専門家として認められる国家資格です。
不動産の売買や賃貸の仲介、重要事項の説明など、取引の適正な遂行を担保する重要な役割を果たします。取得すると、不動産業界での信頼性が高まり、キャリアアップや独立開業の機会が広がります。
収入目安 | 30万円〜50万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | 不動産仲介業務、不動産コンサルティング、契約締結前に行う重要事項の説明 |
2.7 行政書士
行政書士は、官公庁に提出する書類の作成や代理申請を行う国家資格です。
さまざまな許認可申請、契約書作成、遺言・相続手続きなど、幅広い業務を担当します。取得すると、独立開業や副業として活動する機会が広がり、多様な分野でのコンサルティング業務も可能になります。
収入目安 | 25万円〜50万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | 許認可申請の代行、契約書作成、遺言・相続手続き支援 |
2.8 社会福祉士
社会福祉士は、社会福祉の専門家として認められている国家資格です。
個人や家族、地域社会の福祉に関する相談や支援、調整を行います。高齢化社会の進展に伴い、需要が高まっている資格の一つです。社会貢献度が高く、人々の生活の質の向上に直接関われます。
収入目安 | 20万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★★☆ |
主な仕事 | 福祉施設などでのソーシャルワーカー、生活支援計画の作成・実施、地域包括支援センターの相談員 |
2.9 ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や家庭の財務計画を総合的に立案・管理する専門家の資格です。
金融や税金、不動産、保険など幅広い知識を活かし、ライフプランに沿った資産運用や生活設計のアドバイスを行います。金融機関や保険会社での活躍はもちろん、独立して相談業務を行うことも可能です。
収入目安 | 20万円〜50万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★★☆☆☆、2級:★★★☆☆、1級:★★★★★ |
主な仕事 | 個人向け資産運用相談、ライフプランニング支援、保険や住宅ローンのアドバイス |
2.10 キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、個人のキャリア形成を支援する専門家として認められている国家資格です。
職業選択や能力開発、キャリアプランニングなどに関する相談や助言を行います。働き方の多様化や人材育成の重要性が高まる中、需要が増加している資格です。
収入目安 | 20万円〜50万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★★☆☆ |
主な仕事 | キャリアカウンセラー、就職支援アドバイザー、独立キャリアコンサルタント |
2.11 年金アドバイザー
年金アドバイザーは、公的年金制度に関する専門知識を持つ民間資格です。
制度の仕組みや受給手続き、生活設計などについて適切なアドバイスを提供する、年金のエキスパートです。高齢化社会において需要が高まっており、個人の老後設計や企業の従業員支援に貢献できる仕事です。
収入目安 | 20万円〜40万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★☆☆☆ |
主な仕事 | 年金相談業務、公的年金への加入・変更手続き、企業の福利厚生担当 |
3.実務関連で稼げる資格9選
実務関連の資格は、ビジネスの現場で即戦力として活かせる知識やスキルを証明できます。
副業の選択肢が広がるだけでなく、本業でも業務の質や効率を高められるため、キャリアの幅を広げる強力な武器となるでしょう。
3.1 マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、Microsoft Office製品の操作スキルを証明する民間資格です。
取得すると事務職やデータ入力など、幅広い業務で即戦力として評価されやすくなります。就職や転職時のアピールポイントになる他、副業としてデータ入力や文書作成の仕事獲得にも有利です。
収入目安 | 20万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | ★★☆☆☆ |
主な仕事 | 事務職、データ入力のオペレーター、オフィスアシスタント |
3.2 日商簿記
日商簿記は、企業の経理実務に即した知識を証明する民間資格です。
級が上がるほど高度な会計知識が求められ、取得すると経理・財務部門での評価が高まり、キャリアアップや転職に有利になるでしょう。また、独立開業や副業として会計事務を行う際にも役立ちます。
収入目安 | 20万円~40万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★★☆☆☆、2級:★★★☆☆、1級:★★★★★ |
主な仕事 | 経理事務、会計事務所スタッフ、財務アナリスト |
3.3 ビジネス文書技能検定
ビジネス文書技能検定は、ビジネス文書の作成能力を証明する民間資格です。
取得すると、正確な文書作成スキルやビジネスマナー、情報管理能力などを証明できます。また、事務職や秘書職での評価が高まり、就職や転職時のアピールポイントになります。
収入目安 | 20万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★☆☆☆☆、2級:★★☆☆☆、1級:★★★☆☆ |
主な仕事 | 事務職、秘書、ビジネス文書作成代行 |
3.4 秘書検定
秘書検定は、秘書業務に必要な知識やスキルを証明する民間資格です。
ビジネスマナーや文書作成、情報管理など、幅広い実務能力を保有することを示す資格です。取得すると秘書職や事務職での評価が高まり、就職や転職時に有利になるでしょう。また、ビジネスマナーや効率的な業務遂行能力が身に付くため、あらゆる職種で役立ちます。
収入目安 | 20万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★☆☆☆☆、2級:★☆☆☆☆、準1級:★★☆☆☆、1級:★★★☆☆ |
主な仕事 | 秘書、事務職、受付業務 |
3.5 校正技能検定
校正技能検定は、文章の誤りを見つけ出し、適切に修正する能力を証明する民間資格です。
取得すると、日本語の知識や、校正・校閲の技術を証明できるため、出版業界やWeb制作現場で校正の専門家として活躍できます。また、フリーランスや副業として校正の仕事を受注する際にもアピールできるでしょう。
収入目安 | 20万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | 初級:★☆☆☆☆、中級:★★☆☆☆、上級:★★★☆☆ |
主な仕事 | 文章の校正、文法の確認、時代考証 |
3.6 TOEIC/TOEFL
TOEICとTOEFLは、国際的に認知された英語能力試験です。
高スコアを取得するとグローバル企業での就職や昇進に有利になり、翻訳や通訳、英語教師として活躍できるでしょう。英語力は多くの業界で重要視されており、キャリアアップや収入アップの可能性が高まります。
収入目安 | 20万円〜40万円 |
---|---|
取得難易度 | TOEIC 600点:★★★☆☆、TOEIC 990点(満点):★★★★★ |
主な仕事 | 翻訳・通訳、外国人とのやり取り、英語教師 |
3.7 実用英語技能検定
実用英語技能検定(英検)は、日本で最も広く認知された英語能力試験です。
英検ではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を総合的に評価します。グローバル化が進む社会で英語力を客観的に証明できる資格は、副業の幅を広げる強力な武器となります。
収入目安 | 20万円〜40万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★★☆☆☆、2級:★★★☆☆、1級:★★★★★ |
主な仕事 | 英語教師、翻訳・通訳、外国人とのやり取り |
3.8 翻訳技能認定
翻訳技能認定は、翻訳の実務能力を客観的に評価する民間資格です。
取得すると、翻訳業界での信頼性が高まり、フリーランスや副業としての翻訳の仕事獲得に有利です。また、企業の国際部門や出版社での評価も上がり、キャリアアップの可能性が広がります。
収入目安 | 20万円〜40万円 |
---|---|
取得難易度 | 3級:★★★☆☆、2級:★★★★☆、1級:★★★★★ |
主な仕事 | 翻訳、校閲、英語文書の確認 |
3.9 Webライティング技能検定
Webライティング技能検定は、Web上での文章作成能力を評価する民間資格です。
SEOやマーケティングなど、Web特有の知識やスキルも問われます。取得すると、Webライターやコンテンツマーケターとしての信頼性が高まり、仕事の受注や単価アップに繋がるでしょう。
収入目安 | 10万円〜30万円 |
---|---|
取得難易度 | ★☆☆☆☆ |
主な仕事 | Webライター、インタビューライター、コンテンツマーケター |
4.副業で資格を取得するメリット3選
副業のために資格を取得すると、主に以下3つのメリットがあります。
1.収入アップが期待できる
2.キャリアの幅が広がる
3.自己成長と自信が得られる
収入が増えるだけでなく、キャリアが広がり自身の知識も増えていきます。
4.1 収入アップが期待できる
資格があると専門的なスキルや知識を証明できるため、より高単価の仕事を受注しやすくなります。
副業やフリーランスの人口は増加傾向にあり、それに応じて1つの仕事に対して応募する人も増えています。何人かの候補者の中から依頼したい人を選ぶ場合に資格が有利に働くことがあり、仕事を受注しやすくなるでしょう。
資格の権威性を示して、より多くの仕事をこなして収入アップを目指しましょう。
4.2 キャリアの幅が広がる
資格取得は、新しい分野での仕事の機会を開拓する強力なツールとなります。本業とは異なる分野の資格を取得することで、今まででは考えられなかったキャリアパスを築くことも可能です。
例えば、ITエンジニアがファイナンシャルプランナーの資格を取得すれば、金融アドバイザーとしての副業を始められます。
仕事の種類や働き方の選択肢を増やすために、さまざまな資格取得にチャレンジしてみてください。
4.3 自己成長と自信が得られる
資格取得のための勉強では、新しい知識やスキルを学べます。学び続けると新たな分野で仕事を得られたり、本業で昇格できたりと、できる仕事が増え自分の成長を実感できるでしょう。
また、資格取得という明確な目標に向かって努力しそれを達成すれば、自己肯定感が高まり「やりきった」という自信にも繋がります。
5.副業で資格を取得するデメリット3選
メリットがある一方で、副業のために資格取得するデメリットも存在します。
1.時間とエネルギーを要する
2.資格取得にはお金がかかる
3.期待と現実のギャップに苦しむ可能性がある
時間や労力、お金がかかる割には、理想の未来は手に入らないかもしれません。
5.1 時間とエネルギーを要する
資格取得には、相当な時間と労力が必要です。本業や家事育児との両立が難しくなる可能性があり、継続力が試されます。
特に難易度の高い資格の場合は長期的な学習や試験対策が求められ、ワークライフバランスを崩してしまうかもしれません。
新しい知識やスキルを習得するには時間と労力がかかるため、頑張り続けるのが苦手な方は辛いと感じてしまうこともあるでしょう。
5.2 資格取得にはお金がかかる
資格を取得するためには、ある程度お金がかかります。完全に独学で勉強する人は少なく、主に以下のような費用を捻出する必要があります。
・教材費
・講座受講料
・資格試験受験料
・資格更新費
1回で試験に合格しなかった場合は、追加で試験費用を払う必要もあり、思った以上にお金がかかると感じてしまうかもしれません。
資格取得にかかる金額に見合う収入が得られるかどうか、検討してから資格取得を目指しましょう。
5.3 想定した収益を得られない可能性がある
資格を取得してもすぐに高収入の仕事に結び付くとは限りません。需要や競争状況によっては、期待していたほどの仕事や収入が得られない場合があることは覚えておいてください。
「資格を取得したらすぐに月収が30万円増える」などと甘く見積もらずに、資格取得後のキャリアプランを現実的に考えておきましょう。
6.副業に最適な資格の選び方
せっかく副業で資格を取るなら、自分に最適な資格を選びましょう。選び方のポイントは以下の通りです。
1.理想の収入を得られる仕事に役立つ資格か
2.本業の仕事スキルを活かせるか
3.資格取得の難易度は適切か
効率よく資格を取得するためには、本業のスキルを応用できたり、無理な資格に挑戦しなかったりといった戦略が必要です。収入を得られる資格を選んでください。
6.1 理想の収入を得られる仕事に役立つ資格か
副業の目的が収入アップの場合、市場での需要が多く稼ぎやすい資格を選ぶことが重要です。一般的に、IT関連や士業関連の資格は高収入を得やすいとされています。
ただしその分資格取得の難易度は高くなるので、自分がどの程度収入を得たいのかにあわせて資格を選びましょう。理想の収入と資格取得の難易度のバランスも大切です。
副業を始めてすぐに目的の月収を稼げるわけではないので、長期的な視点で判断してください。
6.2 本業の仕事スキルを活かせるか
本業で培ったスキルや経験を活かせる資格を選ぶと、学習効率が上がり資格取得がスムーズになります。
・事務職:秘書検定
・経理担当者:日商簿記
・英語教師:翻訳技能検定
既存の知識を深めつつ新たなキャリアの可能性を広げれば、本業と副業のどちらでも成果を上げられます。
どの資格を取得するか悩んだ際には、本業を活かせる資格がないか検討してみましょう。
6.3 資格取得の難易度は適切か
自分の能力や生活状況に合った難易度の資格を選ぶことが重要です。資格の難易度はさまざまなので、まずは合格までに必要な勉強時間や合格率を調べてみましょう。
難易度が高すぎると挫折のリスクが高まりますが、低すぎても市場価値が低くなる可能性があります。また、苦手意識のある分野だと試験自体の難易度が低くても勉強が進まないケースも考えられます。
自己分析を行い、総合的に難易度を判断して適切なレベルの資格を選びましょう。どうしても難易度の高い資格にチャレンジしたい場合は、段階的にレベルを上げていく方法がおすすめです。
7.まとめ:副業でお金を稼ぎたいなら資格を取得しよう!
・副業をするにあたって取得がおすすめな資格は26種類ある
・資格取得のメリットとデメリットを把握しておく
・自分に最適な資格を取得する
資格を取得すればスキルが身に付くだけでなく、権威性も示せるため、さらなる収入アップを目指せます。ただし、資格を活かして実際に収入を得るためには、適切な戦略と顧客獲得ノウハウも必要です。
会社員として働いている行政書士の多くは、自分で顧客獲得をした経験がありません。
そこで仕事の受注力・営業力を高めたいという方に特におすすめなのが志師塾です。
志師塾では、資格を活かして自力受注する方の、総合的な営業力、受注力の向上を実現しています。
受注力とは一言で言えば「顧客獲得の仕組みの構築力」です。そして受注力を高めるためには以下の7つの要素を高める必要があります。
1.独自力(他にはない自分独自のスキル)
2.伝達力(自分の実績やスキルを正しく伝える力)
3.商品力(自分の得意分野をアピールする力)
4.集客力(イベントやセミナーなどに多くの人を動員できる力)
5.高額力(高額で案件を受注する能力)
6.決定力(個別相談で顧客に信頼感を与える能力)
7.仲間力(人脈、コミュニケーション能力)
詳しい内容を体系的に学びたい方は、先生業のためのWeb集客セミナーにご参加ください。
本記事の内容が、資格を活かした副業収入を得るきっかけとなれば幸いです。
文:川口翔平(Web集客コンサルタント)/編集:志師塾編集部
Web集客コンサルタント 川口翔平
志師塾のコピーライティングとWebマーケティングを担当する傍らで、受講生のWebサポートを行っている。
年間6,000名超を集める志師塾のWebマーケティングの一翼を担い、特にWebライティングやSEO(検索エンジン対策)、メルマガ集客の主担当を務める。