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【卒業生インタビュー】士業の先生を集客の苦労から解放したい ~士業専門Facebook集客コンサルタント~滝澤宗之さん

滝澤さんは「士業専門Facebook集客コンサルタント」と、尖った肩書をお持ちです。元々はウェブコンサルタントを志向されていました。しかし、それでは差別化が難しいと考え、志師塾を通じのべ100人以上の方々と1on1でフィードバックを受け続けた結果、「士業」×「Facebook」×「集客」という独自コンテンツを見出しました。

滝澤さんはこれまでのキャリアで、受注過多でのオーバーワーク、起業時のトラブルなど心折れそうなことがたくさんあったそうです。そのたびに多くのチャレンジに取り組み、さまざまなウェブ集客ノウハウを得ました。志師塾の活動を通して、それらを自身のコンテンツとして商品ライン化し、新たな飛躍につなげています。

その想いは士業の先生を集客の苦労から解放すること。そこに至るまでのチャレンジの軌跡をうかがいました。

1.「ウェブコンサルタント」改め「士業専門Facebook集客コンサルタント」

滝澤宗之さんのキャリアは、まさにウェブマーケティングのプロそのものです。ブログ・メルマガ・電子書籍執筆・ステップメール・セールスレター・コンテンツマーケティング等、その経験は12年超。豊富なスキルをお持ちです。

また、ウェブマーケティング会社に在籍していた10年前、副業で始めたアフィリエイトで、順調に成功を積み重ねてきました。しかしその後、アフィリエイト会社を起業するも思わぬトラブルを経験。さらに、ウェブコンサルタントとして再出発したものの、豊富な経験・スキルとは裏腹に思うような成果が出せていませんでした。そこで志師塾に入り、講師・受講生や他の交流会の方々のアドバイスで、ターゲットを「士業」×「Facebook」×「集客」を絞り込みました。

元々持つ、SEO対策やキーワード広告、SNS集客など様々なネット集客ノウハウを士業向けに再構築し、FacebookおよびFacebook広告等を利用したウェブ集客メソッドを開発。この手法をもとに、「士業専門Facebook集客コンサルタント」として、集客支援や集客代行サービスを開始するとたったの半年で、10人のお客様を獲得し、250万円超の売上げという成果が出ました。

現在では、自身のサービスをさらに体験してもらうべく、ウェブを活用したプロモーションやオンラインセミナーを通じて、多くの士業の方の集客の悩み解決のお手伝いをしています。

そこに至るまでの危機の数々、試行錯誤やチャレンジには、驚くべきものがありました。

2.最大危機を助けてくれた税理士への恩返しが原点

2.1 ウェブコンサルの安値受注で身体を壊した20代

滝澤さんは大学卒業後、システムエンジニア派遣の会社で勤める傍ら、独学でネットビジネスの勉強をしていました。システムエンジニア派遣での心労がたたり1年半後に退職。フリーのウェブコンサルタントを始めます。

低価格を目玉に集客しましたが、受注過多によるオーバーワークで体調を崩します。そこでフリーの活動をいったん中断し、ウェブマーケティングの会社に入社しました。その会社で約7年、SEOのスクール、コピーライティング、コンテンツ、マーケティングなどの一通りの経験を積みます。

売上貢献もでき自信をつけた滝澤さんは、2010年にアフィリエイトの副業も始めました。このアフィリエイト副業も順調に立ち上がり、年間200万売り上げるなど大きな実績をあげられるようになりました。

2.2 アフィリエイト会社起業直後、最大危機到来

滝澤さんはその実績をもとに、満を持して2017年にアフィリエイトの会社を起業します。しかし会計処理に明るくなかった滝澤さんは、直後に税務調査を受けてしまいます。全く不正なことをしたつもりはなかったものの、対応に疲労困憊します。金銭的にも精神的にも人生で一番辛かったとのこと、身体はボロボロで崩壊寸前でした。

そのとき出会ったのが、税務調査に詳しい税理士の先生です。この窮地を助けてくださった恩人で、感謝してもしきれない存在です。そのとき、先生からうかがったのが「ネット集客が全くうまくいかなくて困っている」という話でした。聞くと3年間の活動で顧問4件しか成約しなかったとのこと。そこで滝澤さんは恩返しとばかりさまざまな支援に取り組みます。

アフィリエイトで得た集客ノウハウを税理士先生に当てはめたところ、ウェブ経由の問合せがみるみる増えていきました。その結果、先生は3か月で15件の契約を獲得することができたのです。

サポートを続けることで、先生はさらに契約を増やし成功するということが起こりました。振り返ると、この経験が滝澤さんの今のコンテンツの原点となっています。しかしこの時点では、これが自身のコアビジネスとしての意識はありませんでした。

2.3 アフィリエイトもウェブコンサルも崖っぷち

危機を乗り越えた滝澤さんですが、アフィリエイトビジネスそのものが厳しくなったと感じる出来事が起きます。2020年、ASP(アフィリエイト運営事業者)側の判定で突然アフィリエイト報酬が抹消となったのです。今でも理由はわかりません。ASP側の何らかのルールが適用され、自動的に抹消の判断とされたようです。しかも全く抗弁の余地はありませんでした。

アフィリエイトはASPに売上やしくみをどうしても依存せざるを得ない構造です。一生懸命工夫してアフィリエイト売上を増やしても、決して収入が保証されない現実を突きつけられました。

そこで滝澤さんは、かつて挑戦したウェブコンサルタントとして再出発します。しかしウェブコンサルタントはレッドオーシャンの世界。「なんでもできます、全業種できます」とアピールするものの、誰にも響きませんでした。たまに引き合いがあっても怪しい顧客・・・。なかなか突破口が切り開けず、もがく日々がつづきます。

またアフィリエイトは一人で完結できるビジネスでした。滝澤さんは、ウェブコンサルタントとして、販路やアイデアを切り開くための外部人脈や対人コミュニケーションスキルが足りないことにも気づきます。なんとかしなければ「ヤバい」、焦燥感が募ります。まさに崖っぷちでした。

3.背水の陣で志師塾に。士業×Facebookにコンテンツ特化

3.1 コンテンツの磨き上げと頼れるコミュニティを求め志師塾に

滝澤さんは、2017年頃から全く異なる分野でコンテンツ作成や販売に取り組み、そこで売上を上げた実績があります。その経験から、「売れるコンテンツ」を作る必要性を実感していました。まともなコンテンツが無ければ、集客ができても売上があがらないことを、身をもって経験していたからです。

そのため、ウェブコンサルティングのコンテンツを磨き上げれば、元々持つウェブ集客スキルとのシナジーでウェブコンサルタントとして自立できる確信がありました。さらにその磨き上げには、優秀な人材との交流やコミュニケーションが必要とも感じていました。

課題は今まで実践してきた経験やスキルをどのようにまとめたらよいのか?自身の経験を価値としてどのように売れるコンテンツにすればよいのかわからなかったこと。そして、欠けている頼れる人脈をどう補うかです。そんなときに目に飛び込んできたのが志師塾の広告でした。

志師塾はリアル開催でコミュニティがしっかりしていること、先生業の集客という課題解決として明解だったこと。そして、体験セミナーの中で、自身が実践して暗黙知として重要だと思っていたことをわかりやすく言語化しており、「これは本物に違いない!」と直感したことが決め手でした。滝澤さんは即入会を決めます。そこからは猪突猛進、志師塾をフル活用して、自身のコンテンツ磨きに取り組みます。

3.2 ひたすら続けた壁打ち、1on1は500回以上

志師塾では全6回の講義で自分のコンテンツを練りあげました。滝澤さんが最初に考えた商品は「2代目社長向けのウェブコンサル」と「士業に特化したコンサル」でした。そこで1on1でどちらがよいか聞いてまわります。提案書にまとめて他の人にプレゼンしてフィードバックをいただくことで、仮説検証を繰り返しました。

滝澤さんは、志師塾での半年間、月100回の1on1を繰り返しました。通算で500回を超えます。志師塾の講師や受講生だけでなく、他の異業種交流会でもお願いし1on1の他流試合も行いました。

この1on1でボコボコにされるまで指摘をいただき、提案書を磨き上げていきました。そこで「士業向け」の方がいいのではとの意見を、多くの志師塾や異業種交流会のメンバーからいただきます。ターゲットをまず「士業」に絞り込むことにしました。

3.3 士業とFacebookに特化し問合せ増加

しかし「士業専門ウェブコンサルタント」の肩書でいこうとすると、またダメ出しがありました。まだまだターゲットが曖昧だというのです。士業の先生は30代後半から40代、50代ぐらいの方が多く、そこに引っかかる要素が必要との意見でした。この層が真面目にやっているSNSはFacebook。そこであえてFacebookという名前を付け、対象をさらに明確にすることしました。

するとターゲットとしたい層からの問合せが、明らかに増えました。「なぜFacebookにこだわっているのですか」聞かれることもあります。しかし、それは狙い通りで、興味を持ってもらえたことの証と理解しています。また士業以外の方々からも「士業でないといけないのですか?」と問合せを受けることが増え、見込み顧客の裾野が確実に広がっていると手応えを感じるようになりました。

3.4 コンテンツのラインナップ化でヒット率6割

志師塾での議論で、滝澤さんはコンテンツ(商品)のラインナップを揃える必要性にも気づきました。フロント商品(無償や廉価で新規お客様のフックとなるコンテンツ)とバックエンド商品(稼ぎ頭となる高価なコンテンツ)だけではなく、ミドル商品に位置するコンテンツも提供しお客様を誘引する必要がある点です。

滝澤さんは、フロント商品として誰でも簡単に、自分に興味を向かせるSEOテクニックを伝えるオンラインセミナーや、ステップメール(文章が順番に流れてきて購入いただく)のワークショップをつくりました。その次のミドル商品として、一例として、「動画講座を販売できるしくみ」ができた後に、「申し込みページの文章を作ってみませんか」といったコンサルティング業務や動画講座を提供するようにしました。バックエンド商品としては、「まるっと集客代行サービス」といった滝澤さん自身が伴走して実践するサービスを置いています。

このように、フロント商品ではお客様自身にウェブ集客を実践いただき、必要に応じてミドル商品、バックエンド商品のより高度なサービスを提供し、適切な対価をいただくビジネスモデルにしています。この「フロント~ミドル~バックエンド」のラインナップ化で、お客様のヒット率が格段に上がりました。

フロント商品とバックエンド商品だけのときは、問合せの約5%しかお客様は引っかかりませんでした。しかし、ミドル商品を入れたことで、約6割のお客様にヒットし成約するようになったのです。

3.5 志師塾フル活用で受講生MVPに

志師塾には、受講生1人が2票ずつ持って投票して決めるMVP制度があります。滝澤さんはMVPを受賞しました。

「受講生全員とZoomで話したり、課題を手伝ったり、こういった実践を誰にも負けないように死に物狂いでやって、けっこう結果も出たと思います。それが良かったのかなと」

志師塾には良い講師、良い仲間、良い実践の場があったので、それらを使い倒しただけと謙遜します。しかし使い倒したからこそ、新しいコンテンツが生み出されたのです。その結果としてのMVPと言えるでしょう。滝澤さんの大きな自信となっています。

4.士業の先生を集客の苦労から解放したい

士業の先生には営業が苦手な人が多く、忙しいのに不得手なウェブ集客や交流会に時間を取られ疲れている方をよく見かけるそうです。滝澤さんは、士業は専門家、税理士なら税務、弁護士なら法務と、その専門に集中することで一番価値を出してほしいと考えています。この原点は、先の税理士先生への支援が成功したこと、そして、ご自身も元々営業に苦手意識があることです。

「私自身も営業が絶望的に下手なんです。しかし、コピーライティングやメルマガを駆使して、ウェブ集客が上手くいきました。こういうことを士業のみなさんに広めて、集客に悩まず志を全うすることに邁進してもらいたいのです」

滝澤さんが志師塾に入った目的は、2022年中にアフィリエイト(成果型報酬広告)からコンサルタントへの事業転換を図り、新しいビジネスの道筋をつけることでした。そして、士業の先生に苦手な集客にパワーを割く必要がないしくみを提供することで、その道筋がつきました。今は、同じ悩みを持つコンサルタントや専門家にも広めたいと考えています。最後にこう語りました。

人生の転機を得るきっかけが欲しい方には志師塾がおすすめです。あなたの人生の突破口になる可能性が大いにあります。私はオンリーワンのビジネスモデルと頼もしく気心の知れた仲間を手に入れることができました。時には辛いときもありましたが、そんな時も仲間と励ましあいながら、実践して結果が出ました。この1年間は本当にかけがえのないものでした。頑張れば頑張った分、道が開けます」

明るく締めくくる滝澤さんの顔は、自信と優しさに満ち溢れていました。

文:大井秀人(中小企業診断士)/編集:志師塾編集部

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