3月に労働衛生コンサルタント合格し、産業医＋労働衛生コンサルタントの個人事務所として4月に独立しましたが、ビジネススキル、つまり専門領域以外のマーケティング、受注ノウハウ、コンテンツ等のスキルや経験値がが皆無だと気づき、同時に、産業医の相場の天井と地域限定性を超えるには、仲介エージェントの中間マージンと無意味な仕切りから脱するにはどうしたら良いか？という大きな疑問を抱えていました。

そんな時、試験勉強真っ最中から気になって、時々見ていた、志師塾の動画やメルマガを見て、「一度覗くだけでも」とプレセミナーに初参加。セミナー途中から、「これは自分の求めている内容だ」と感じ、セミナーが終了し個別相談の段階では、受講をほぼ決めていました。セミナーの内容や個別相談への流れの仕組みも、よく考えられているなと感じました。

１講から６講まで、今思うとあっという間にも感じますが、相当に中身の濃いものでした。五十嵐さんや、同じ班や同期の仲間をはじめ、コーチ、コンサル、スタッフの方々の、一貫した支援と適度なプレッシャー、競争意識のお陰で、なんとかここまで来れたと思います。

１講の自己棚卸は、最も辛かったです。内容的には、既に過去に相当に深掘りして、新たに気づいたことはない位でした。しかし、無謀・無茶かというとそうではありません。ぎりぎりの所で、自分を保ちつつ、最大のエネルギー消費、鍛錬、実践という感じで、２講以降は、「きついけど自分で選んだこと。最後まで行けるし、行く」と、ギリギリ思えるレベルでした。 五十嵐さんはじめ、志師塾メンバーも、そこを乗り越えられてきた方ばかりなので、我々を叱咤激励できたんだと思います。感謝しかありません。

五十嵐さんは、等身大のご自身を曝け出し、深い共感を受講者に与えながら、着々と進めるあり方に感動しました。また、エモーショナルな進行も含めて、実は相当に練り込みトレーニングされ、１ミリもブレずに進めながらも、対応の自由度も高く、自分が今後、事業展開やセミナーをしていく時のあらゆる面でリスペクトできました。

コーチとのご縁も、私にとって非常にありがたかったです。いい意味で圧迫感が感じられず、相手を尊重してくれる姿勢に感謝。優しくマイルドなイメージながら、指摘や提案の尖り具合は、さすが志師塾と思いました。さらに、どこか俯瞰したメタ認知的な視座もお持ちな印象もあり、総合的に相性が非常に良く、相談もしやすかったです。

基本的に、リスペクトできる人ばかり。これまで、感覚的に「自分のあり方やポジション、スキル」は特殊、特別と漠然と感じていましたが、似たような志や理念、あり方の人が、これだけ１ヶ所に集まっていること自体が奇跡に感じます。この関係を大事に育てていきたいです。

後半気づいたのは、全員が同期向けのフロントセミナーをすることの大きなメリット。何故なら、チラシや自己紹介、プロフシートなどの意義も大きいが、フロントセミナーはそれ以上に、その人の仕事内容とスキルそのもの、それに取り組む姿勢を、実体験できる貴重な機会になるから。実際に受講すると、その人の事業内容や魅力がよくわかり、自慢や紹介したくなります。

・東京のストレスチェック専門業者と、中国地方１人限定の「専門産業医」と見込まれてのJV契約締結。中間マージンなしの顧客紹介、オンラインスポット面接依頼、高ストレス者面接依頼。当方からのストレスチェック希望企業を紹介。当方の事業として受注し、OEMも可能。

・ 津山市社労士会の副会長を紹介して頂き、リアル30名・オンライン70名参加の「仕組み化」セミナー実施見込み。岡山市など他の地域での波及も可能性あり、採用マイスター窪田講師の会社主催セミナーを、既存顧客 8 社に紹介・勧奨、うち7 社が参加希望。単なるセミナー紹介でなく、通常産業医業務の範疇でない「採用」について、セミナー紹介や受講後の感想ヒアリング等、会話や提案が成り立つ関係性の構築が、「支援実績」にもなり、契約・単価見直し、オプション育成プログラムの訴求につながる可能性も模索。

・仲介業者を介する契約の企業に対し、尖りノウハウを提供してきたが、諸要因が重なり、仲介が契約終了。通常は「競業避止6ヶ月〜1年」のところ、先方の強い希望で、個別直接契約の希望あり。仲介も競業避止を超えて了承した。

・最大の成果は、自分の中の「産業医の相場」のブロックが外れ、価値の提供に見合った単価を見出すことができ、説明できるようになったこと。