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行政書士の資格を活かす副業5種と収入目安・必要スキルを徹底解説

「行政書士の資格を活かした副業は何があるのか?」

「会社に勤めながら、平日の夜や土日を活用して副業収入を得たい!」

このように考えている方は多いのではないでしょうか。

行政書士の資格は「独占業務」があるため、資格を活かして様々な副業を行うことができます。

行政書士の資格や専門知識を活かせる主な副業は、以下の5つです。

1.行政書士資格の独占業務

2.コンサルティング業務

3.補助金申請のサポート業務

4.記事の執筆

5.資格講座の添削指導や講師

行政書士の副業は、必要な知識や能力が異なるため、あなたに合ったものを選ぶ必要があります。

そのため、下記について詳しく解説していきますね。

また、「行政書士として副業をするための条件」についても簡潔にお伝えします。

この記事の内容を実践することで、あなたも行政書士の資格を活かして、高額な副業収入を得るための知識が身に付くでしょう。

1.行政書士ができる「5つの副業」とその業務内容

それでは、行政書士の資格を持つ方におすすめの副業を5つご紹介します。

副業の業種 主な業務
行政書士資格の独占業務
  • ・官公庁に提出する書類作成
  • ・権利業務に関する書類作成
  • ・事実証明に関する書類作成
コンサルティング業務
  • ・会社設立・中小企業向けコンサルティング
  • ・相続・遺言関連のコンサルティング
補助金申請のサポート業務
  • ・申請書の作成や申請のアドバイス
  • ・経営企画書・事業計画書の作成
  • ・面接・プレゼン審査のサポート
  • ・補助金採択後の報告書の作成
記事の執筆
  • ・情報サイトや雑誌などに記事を寄稿する
  • ・ホームページやSEO記事の作成
資格講座の講師や添削指導
  • ・資格に関する予備校などでのセミナー講師
  • ・予想問題や練習問題の作成
  • ・模擬試験の添削

ではひとつずつ解説していきます。

1.1 行政書士資格の独占業務

行政書士の独占業務は、他士業と比べて種類も多く、作成や手続きが複雑なものが多いので、行政書士に依頼する個人や企業も多いです。

ここでは、「行政書士として副業をするための条件」を簡潔にお伝えした上で、行政書士資格を活かした独占業務における報酬、仕事の難易度、副業のしやすさ、受注のしやすさの4点について解説します。

1.1.1 行政書士資格で副業するための条件

行政書士は、試験に合格しただけでは行政書士の独占業務を行うことはできません。行政書士として副業を行うための条件は、下記の4つです。

1.行政書士会に登録する必要がある

2.行政書士事務所の表札を掲示する

3.平日の業務が必要になる

4.電子申請を行う場合は、行政書士電子証明書の取得が必要になる

それでは、行政書士資格で出来る独占業務について見ていきましょう。

1.1.2 行政書士資格の独占業務の種類

行政書士の独占業務は、大きく分けて、

・官公庁に提出する書類作成

・権利業務に関する書類作成

・事実証明に関する書類作成

があります。

副業収入は仕事内容によって大きく変わり、平均副業収入が2,000円未満の「自動車登録申請(継続・OSS)」から、平均副業収入が600,000円を超える「開発行為許可申請(第29条)」など非常に幅が広いです。

以下は、日本行政書士連合会が令和2年度の行政書士の副業収入統計調査をまとめた資料です。

出典:日本行政書士連合会ホームページ 副業収入の統計(令和2年度のPDFデータあり))

そのため、最初は単価1万円~10万円程度の業務をこなし、慣れてきたら10万円を超える案件にも挑戦していきましょう。

1.1.3 相性のよい独占業務で仕事を複数受注

単発で受注するよりも、関連する内容をまとめて支援することで、副業の報酬も高くなり、顧客に大きな価値を提供できるようになります。

1.1.4 特定行政書士は取得した方がよい?

特定行政書士を取得すると、官公庁に提出する許認可等に関する行政庁への不服申立て手続きの代理業務を行うことができますが、副業の段階での取得はあまりお勧めしません。

なぜなら、80,000円の費用(テキスト代、試験含む)がかかり、18時間の特定行政書士法定研修を受講後、合格率約6割(受験者は現役行政書士のみ)の難易度の試験を突破しなければならないため。

特定行政書士の資格がなくても行政書士の仕事はできますし、許可申請が不許可になった場合でも、申請窓口の担当者と直接協議し、解決できることが多いです。

1.1.5 行政書士資格の独占業務の特徴

副業収入:◎

1件あたり10,000~600,000円

複数の案件をまとめて受注しやすく、他士業との相互紹介がしやすい

難易度:◯

行政書士の基本業務ではあるが、企業の問題を明確にし、その解決に役立つ成果物を提出する必要がある

副業のしやすさ:△

平日対応が必要になるなど、本業の稼働時間によっては副業での対応が難しいケースもある

受注のしやすさ:◯

受注には実績や知名度、専門性が問われる。独占業務の範囲は広いため、受注難易度は比較的低い

1.2 コンサルティング業務

中小企業のコンサルティングを行う上で、国家資格である行政書士の資格は信用力が高いです。

行政書士のコンサルティング業務は、大きく分けて、

・会社設立、中小企業向けコンサルティング業務

・相続、遺言関連のコンサルティング業務

の2つがあります。

1.2.1 会社設立、中小企業向けコンサルティング業務

会社設立、中小企業向けのコンサルティング業務は、事業関連法令の面から見た中小企業の経営や事業活動全般についての改善提案、融資・給付金・補助金・厚生労働省以外が支給する助成金や奨励金の申請、法令改正に伴う対応など、多岐に渡ります。

報酬は、例えば、単発の企業診断や法令面の診断業務や経営指導の場合、1日あたり30,000~100,000円。中小企業との顧問契約が成立すれば継続的な収入を得ることができます。

1.2.2 相続、遺言関連のコンサルティング業務

相続や遺言関連のコンサルティングでおすすめのものは、顧客の資産に関連するコンサルティングです。

例えば、不動産の価値が不明確な場合は、信頼できる不動産鑑定士に不動産の価値を鑑定してもらうことで、適正な価格で売却できる可能性が高まります。

1.2.3 コンサルティング業務の特徴

副業収入
  • 1日あたり30,000~100,000円
    継続的な副収入が得やすい
仕事の難易度
  • 多岐にわたって企業をサポートするため、
    高いスキルが必要になる
副業のしやすさ
  • 平日対応など、本業の稼働時間によっては
    副業での対応が難しいケースもある
受注のしやすさ
  • 受注には実績や知名度、専門性が問われる

1.3 補助金申請のサポート業務

「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続給付金」などの補助金は、申請する中小企業には大きな負担となっています。

これらの補助金申請サポートは、行政書士の資格があれば信頼性の面で受注しやすく、報酬も高額になることが多いため、おすすめの副業です。

1.3.1 補助金・助成金申請のサポート業務の主な業務内容

・申請書の作成や申請のアドバイス

・経営企画書・事業計画書の作成

・面接・プレゼン審査のサポート

・補助金採択後の報告書の作成

上記のように、補助金申請の助言、書類作成から審査、採択後の報告書まで一貫してサポートすることで、補助金申請関連のヒアリングをする中で、行政書士の独占業務も受注しやすくなります。

報酬は補助金の1割〜2割が相場です。例えば、ものづくり補助金で500万円の補助金申請をサポートし採択された場合、以下のような報酬となります。

500万円×10〜20%=50〜100万円

補助金申請の採択実績がないうちは、初期費用なしで成功報酬制とすることで、受注の難易度を少し下げることができます。

1.3.2 補助金申請のサポート業務の特徴

副業収入:◯

補助金の1割〜2割が相場

成功報酬のためリスクはあるが、500万円の補助金であれば50〜100万円

難易度:△

経営企画書や事業計画書など、補助金採択に繋がる書類作成スキル、補助金の選定から年次報告書までサポートする専門知識が必要になる

副業のしやすさ:◯

時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いているが、時期や社会情勢により、補助金の種類や報酬が偏る

受注のしやすさ:○

信用力や実績、受注力が大きく左右する

成功報酬制にすると、受注難易度は少し下がる

1.4 記事の執筆

行政書士は他士業より文章作成をする機会が多いため、記事の執筆が得意な方が多いです。

1.4.1 記事の執筆の主な業務内容

記事の執筆の副業は以下の2つです。

・情報サイトや雑誌などに記事を寄稿する

・ホームページやSEO記事の作成する

記事やブログの執筆は、ノートパソコンさえあればいつでもどこでも仕事ができるため、副業に向いています。

原稿料の場合、1,000字あたり2,000~8,000円程ですが、個人名で記事を書くことから、行政書士の営業活動としては効果的です。

1.4.2 記事の執筆やブログの運営の特徴

副業収入:△

依頼を受けて原稿を執筆する場合、1,000字あたり2,000~8,000円

ホームページやSEO記事は、1,000字あたり5,000円以上が実現しやすい

難易度:◯

行政書士としての実力は不要だが、文章力は必要になる

副業のしやすさ:◎

ノートパソコンがあれば仕事ができるため、副業に向いている

受注のしやすさ:△

原稿の受注には行政書士としての知名度が必要になる

1.5 資格講座の添削指導や講師

厚生労働省発表のデータによると、平成23年~令和2年の10年間の合格率は10%前後。直近6年間の受講者数は50,000人を安定して超えているので、今後も資格講座の添削指導や講師業の需要はあると言えます。

年度 受験者数 合格率
平成23年 83,543人 8.1%
平成24年 75,817人 9.2%
平成25年 70,896人 10.1%
平成26年 62,172人 8.3%
平成27年 56,965人 13.1%
平成28年 53,456人 10.0%
平成29年 52,214人 15.7%
平成30年 50,926人 12.7%
令和元年 52,386人 11.5%
令和2年 54,847人 10.7%

出典:一般財団法人 行政書士試験研究センター 最近10年間における行政書士試験結果の推移

資格受験のスクールは、夜間や土日に授業や模試を開催することも多く副業にも適しています。業務内容な以下の通りです。

1.5.1 資格講座の添削指導や講師の業務内容

・資格に関する予備校などでのセミナー講師

・行政書士試験の予想問題や練習問題の作成

・模擬試験の添削

模擬試験の添削などの場合はアルバイト程度の収入になることが多いですが、多くのスクールで募集を行なっており、仕事を探しやすいという利点があります。

試験の出題傾向を把握している、受験生にとって有用な情報を多く持っているなどの理由から、特に合格して間もない人が適しているでしょう。

1.5.2 資格講座の添削指導や講師の特徴

副業収入:△

資格講座の講師を行う場合、1講座あたり5,000円〜10,000円程度

模試の添削の場合、時給1,500〜2,500円程度

難易度:◯

行政書士としてのキャリアは必要ないが、講師としての能力は必要になる

副業のしやすさ:◎

土日に授業や模試を開催することも多く副業に適している

受注のしやすさ:◎

多くの資格スクールで募集を行っており、仕事を探しやすい

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2.行政書士ができる副業の比較

行政書士の副業の比較

それではこれまで見てきた5つの副業を比較してみましょう。

報酬、難易度、副業のしやすさ、受注のしやすさの4つのポイントを確認し、あなたがこれから行う副業を確認してくださいね。

2.1 報酬の違いを比較

行政書士資格の独占業務
  • 1日あたり10,000~600,000円
  • 複数の案件をまとめて受注しやすく、
    他士業との相互紹介がしやすい
コンサルティング業務
  • 1日あたり30,000~100,000円
  • 企業との顧問契約が難易度が高いが、
    成立すれば継続的な副収入が得られる
補助金申請のサポート業務
  • 補助金の1割〜2割が相場
  • 成功報酬のためリスクはあるが、
    500万円の補助金であれば50〜100万円
記事の執筆
  • 依頼を受けて原稿を執筆する場合、1,000字あたり2,000~8,000円
  • ホームページやSEO記事は、1,000字あたり5,000円以上が実現しやすい
資格講座の添削指導や講師
  • 資格講座の講師を行う場合、1講座あたり5,000円〜10,000円程度
    模試の添削の場合、時給1,500〜2,500円程度

2.2 難易度の違いを比較

行政書士資格の独占業務
  • 行政書士の基本業務ではあるが、企業の問題を明確にし、
    その解決に役立つ成果物を提出する必要がある
コンサルティング業務
  • コンサルティング契約を結び、
    多岐にわたって企業をサポートするため、高いスキルが必要になる
補助金申請のサポート業務
  • 経営企画書や事業計画書など、補助金採択に繋がる書類作成スキル、
    補助金の選定から年次報告書までサポートする専門知識が必要になる
記事の執筆
  • 行政書士としての実力は不要だが、文章力は必要になる
資格講座の添削指導や講師
  • 行政書士としてのキャリアは必要ないが、講師としての能力は必要になる

2.3 副業のしやすさの違いを比較

行政書士資格の独占業務
  • 平日対応が必要になるなど、
    本業の稼働時間によっては副業での対応が難しいケースもある
コンサルティング業務
  • 平日対応が必要になるなど、
    本業の稼働時間によっては副業での対応が難しいケースもある
補助金申請のサポート業務
  • 時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いているが、
    時期や社会情勢により、補助金の種類や報酬が偏る
記事の執筆
  • ノートパソコンさえあれば仕事ができるため副業に向いている
資格講座の添削指導や講師
  • 土日に授業や模試を開催することも多く副業に向いている

2.4 受注のしやすさの違いを比較

行政書士資格の独占業務
  • 受注には実績や知名度、専門性が問われる
    独占業務の範囲は広いため、受注難易度は比較的低い
コンサルティング業務
  • 受注には実績や知名度、専門性が問われる
補助金申請のサポート業務
  • 信用力や実績、受注力が大きく左右する
記事の執筆
  • 原稿の受注には行政書士としての知名度が必要になる
資格講座の添削指導や講師
  • 多くの資格スクールで募集を行っており、仕事を探しやすい

3.行政書士が知っておくべき副業の探し方

行政書士の副業の見分け方

まずは行政書士の副業を探す方法として以下の3つの方法を押さえておきましょう。

1.行政書士、他士業の関わりの中から仕事を探す

2.クラウドソーシングに登録して仕事を探す

3.HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

3.1 行政書士、他士業の関わりの中から仕事を探す

行政書士は1万種類以上の書類作成ができる資格ですが、その全てを担当できる行政書士はほとんどいません。

そのため、可能であれば、

・行政書士協会が主催するイベントや勉強会に積極的に参加する

・行政書士同士の懇親会(飲み会など)に積極的に参加する

など先輩行政書士との人脈を構築しましょう。

また、行政書士業務と関連が深い司法書士、税理士、社労士、弁護士などの士業の方と連携できると、相互紹介で案件を受注しやすくなります。

3.2 クラウドソーシングに登録して仕事を探す

クラウドソーシングを利用した仕事の受発注は、近年その数を大きく伸ばしており、市場も拡大し続けています。

クラウドソーシングサイトとして特に有名なのは以下の2つです。

・クラウドワークス

・ランサーズ

規模の小さい案件が多く、報酬に対してサイト利用の手数料が取られるというデメリットはありますが、行政書士としての実績を積むという点で、これから副業を始める方には最適なサービスであると言えます。

3.3 HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

自分のホームページは、宣伝のためのツールであると同時に仕事を受注するための窓口です。

ブログを併設して広告収入を狙うこともできますが、まとまった副業収入を得るには、最低でも1年以上の年数がかかります。

そのため、ホームページでどのように実績やスキルをアピールするか、その宣伝力が仕事を受注するための大きなポイントです。

4.行政書士として副業で稼ぐための3つのポイント

行政書士が副業で稼ぐ方法

行政書士の資格を活かした副業を軌道に乗せるためには、以下の3つのポイントを守ることが大切です。

・平日の夜や週末にできる副業スタイルを作る

・受注した仕事は誠意をもって対応する

・受注力を身に付ける

4.1 平日の夜や週末にできる副業スタイルを作る

副業を行う上で、もっとも注意すべきポイントは本業の業務に支障をきたさないことです。

仕事を受注する際には、本業の業務量とのバランスや、他の副業の期限・業務量を考え、無理のないスケジュールで対応することが求められます。

4.2 受注した仕事は誠意をもって対応する

行政書士としての実績を積み、特に信用力を高めるためには、どんな仕事も誠意をもって対応し、必ずやり遂げることを徹底する必要があります。

小口の案件で実績を残し、顧客からの信頼を獲得し、将来の大きな案件の受注につなげていきましょう。

4.3 受注力を身に付ける

SNSなど情報発信がしやすくなった一方、地域密着型の営業活動から受注に繋げることが難しくなりました。

そこで重要になるのが、「あなたに仕事を依頼する理由を明確にすること」と「人柄と人間性をストーリーで相手に伝えること」の2つ。

行政書士として自分の強みを明確にして仕事を受注したい方は、こちらの動画を参考にしてください。

5.高単価で受注する力を身に付ける方法

行政書士のスキルと受注力

会社員として働いている行政書士の多くは、自分で顧客獲得をした経験がありません。

そこで仕事の受注力・営業力を高めたいという方に特におすすめなのが志師塾です。

志師塾では、行政書士を含む士業・コンサルタントに特化したセミナーを通して、総合的な営業力、受注力の向上を実現しています。

受注力とは一言で言えば「顧客獲得の仕組みの構築力」です。そして受注力を高めるためには以下の7つの要素を高める必要があります。

1.独自力(他にはない自分独自のスキル)

2.伝達力(自分の実績やスキルを正しく伝える力)

3.商品力(自分の得意分野をアピールする力)

4.集客力(イベントやセミナーなどに多くの人を動員できる力)

5.高額力(高額で案件を受注する能力)

6.決定力(個別相談で顧客に信頼感を与える能力)

7.仲間力(人脈、コミュニケーション能力)

詳しい内容を体系的に学びたい方は、先生業のためのWeb集客セミナーにご参加ください。

先生業のためのWeb集客セミナー

また、行政書士として副業を始める前に、自分が勤務している会社が副業を認めているかどうかを必ず確認しましょう。

副業が禁止されていたり、副業の許可が必要にも関わらず、内密に副業を行えば大きな問題になります。

行政書士の副業ルール

6.まとめ

今回は行政書士の資格で行うことができる副業の種類と副業の探し方、そして副業で仕事を受注するためのポイントについて解説しました。

行政書士の資格でできる副業は、大きく分けて以下の5つです。

副業の業種 主な業務
行政書士資格の独占業務
  • ・官公庁に提出する書類作成
  • ・権利業務に関する書類作成
  • ・事実証明に関する書類作成
コンサルティング業務
  • ・会社設立・中小企業向けコンサルティング
  • ・相続・遺言関連のコンサルティング
補助金申請のサポート業務
  • ・申請書の作成や申請のアドバイス
  • ・経営企画書・事業計画書の作成
  • ・面接・プレゼン審査のサポート
  • ・補助金採択後の報告書の作成
記事の執筆
  • ・情報サイトや雑誌などに記事を寄稿する
  • ・ホームページやSEO記事の作成
資格講座の講師や添削指導
  • ・資格に関する予備校などでのセミナー講師
  • ・予想問題や練習問題の作成
  • ・模擬試験の添削

それぞれの副業は難易度や報酬、求められるスキルが異なるため、自分のキャリアや能力に合わせて適切に選ぶことが大切です。また行政書士の副業を探す方法として、以下の3つについて解説しました。

・行政書士同士の関わりの中から仕事を探す

・クラウドソーシングに登録して仕事を探す

・HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

さらに、副業で仕事を受注し、高額の収入を稼ぐためのポイントとして以下の3点について解説しました。

・平日の夜や週末にできる業務のスタイルを作る

・請け負った仕事は誠意をもって対応する

・受注力を身に付ける

特に受注力を身に付けることは、安定的に仕事を受注し、さらに高額な仕事の受注を実現する上でも欠かせない要素です。

本記事の内容が、行政書士資格を活かした副業収入を得るきっかけとなれば幸いです。

文:川口翔平(Web集客コンサルタント)/編集:志師塾編集部

Web集客コンサルタントの川口翔平

Web集客コンサルタント  川口翔平

志師塾のコピーライティングとWebマーケティングを担当する傍らで、受講生のWebサポートを行っている。

年間6,000名超を集める志師塾のWebマーケティングの一翼を担い、特にWebライティングやSEO(検索エンジン対策)、メルマガ集客の主担当を務める。

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