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【卒業生インタビュー】クライアントの本音を引き出し、理想の生き方と社会を創る ~プロコーチ 兼若勇基さん~

  • 「自分では思っていない視点から未来を見せてくれる」
  • 「強みに基づいた施策がポンポン出てくる」
  • 「今すぐ行動したくなる」

兼若勇基さんのコーチングを受けた方からは、前向きな言葉が飛び出します。もともと強い決意をもっている数多の経営者たちが、兼若さんに導かれて、さらに熱量を増していくのです。

兼若さんは、現在多くの経営者に対してコーチングセッションを提供しながら、複数のコミュニティを主催しており、毎日パワフルに活動されています。その一方で、クライアント一人ひとりと深いつながりを築ける繊細な一面も持ち合わせています。

そんな兼若さんに、現在の自分を形作った様々な経験と、ビジネスを通じて実現したいことについておうかがいしました。

1.自分にとっての天職「プロコーチ」

「プロコーチは、自分にとって天職です」と、迷いなく答えてくれた兼若さん。

「元々、人の価値観や深層心理、それに結びつく行動の関係性を理解し、構造化することが好き。また、世の中の構造を踏まえたうえで、その人が目指すべき方向性をマッピングし、将来想定される障壁や対策などをシミュレーションすることも大好きです。好きなことに没頭しているのだと思います」

プロコーチの兼若勇基さん

兼若さんのコーチングセッションで支援していることは大きく3つ。

  • ・長期のミッションを作る
  • ・ミッションを踏まえて短期の目標を明確にする
  • ・心のブレーキを外す

これらを行うにあたって、兼若さんが深層心理をしっかり理解し、論理的に目指すべき方向を指し示してくれるから、コーチングを受けたクライアントは腹落ちします。腹落ちするから安心して前を向き、成果に向けて一直線に進むことができるようになります。その結果、クライアントは成果が出て、喜びの声を聞いた兼若さん自身もさらにコーチングに没頭していくという好循環が働いているのです。

では一体、この兼若さんのマインドやコーチングスキルは、どのように形作られてきたのでしょうか。

2.兼若さんをプロコーチへといざなうピース達

2.1 人の「心」に寄り添うということ

小学2年生のある冬の日、不慮の事故から親友が亡くなりました。ご両親からその事実を聞き、ショックのあまり泣き続けました。

「彼の分まで自分が生きたい。親友はいついなくなるかわからない。自分にとっても一度きりの人生、時間と人を大切にしよう」

悲しみの中から学んだ人生の儚さ。今の兼若さんの核となっている、人の「心」に寄り添い、たった一度の人生を1秒単位でこだわりたいという思いは、この頃芽生えました。

2.2 「優秀」であることからの解放

子供の頃から算数と理科が得意で、高校、大学もエリートコースをひた走っていた兼若さん。順風満帆な人生を送っているように見える一方で、「優秀」であり続けることが、自らの人生に制約を課しているように感じていたと言います。

「本当は自分がどういうことがしたいのか。どういう人が世の中にいるのかを知ることで視野を広げ、まずは選択肢を広げよう」

一念発起、世界一周旅行に出ることを決意します。

プロコーチの兼若勇基さんの成功事例インタビュー3

9ヶ月で実に27ヶ国。初めての海外だったため苦労も多くありましたが、それ以上に、縛られることなく、何でも自分で決められる充実した毎日でした。次の行先も、食べるものも、泊まる宿も、付き合う人も、全部自分で選ぶことができます。

「優秀」でいた頃の自分は、他の「優秀」な人達と比較して、世の中が決めたレールの上を進むしかありませんでした。これからは誰とも比較する必要のない「自由に選択できる人生」を手に入れた、そんな世界一周旅行となったのです。

2.3 「コーチング手法の基盤」となったもの

大学院時代にインターンで企業向けのイベントチケット販売に打ち込みました。それまで営業経験はありませんでしたが、同僚100名中営業成績トップと、いきなり突出した才能を発揮します。

兼若さんが当時実行した方法とは、顧客の要望を引き出して長期のビジョンを作る、そのビジョンに向かうためのアクションを決め、購買行動を起こさせるために背中を押してあげること。冒頭でご紹介した兼若さんのコーチング手法にとても似ています。

「クライアントに起こしてもらう行動が異なるだけで、コーチングと営業は50%以上同じものと思っています」と語る通り、この営業経験がのちに生業とするプロコーチ業の土台となっていたのです。

2.4 経営コンサルタントとしてのキャリアと苦悩

就職活動の中で出会ったのが、コーチ資格を持つ人材会社の人事部長。せっかくだからとキャリア相談をしたところ「君は明らかにコンサルタント向きだ」と、助言を受けます。

「世界一周旅行を経て、自分の人生を自由に選択できることを知った。しかし、社会経験は少なく判断ができない。ここは、人材採用もコーチも経験しているこの人の助言に身をゆだねてみよう」と考え、人事部長の助言を受け入れました。これが兼若さんにとって人生で初めてコーチングを受ける機会となったのです。

経営コンサルタントとしてスタートを切った兼若さん。自己成長欲は衰えることなく、経営関係の書籍を読み漁っては、クライアントに実践。その結果メキメキと実力をつけ、2年目に最優秀チーム賞として社内表彰、3年目に最速で昇進と目に見えて成果を挙げていきました。さらに、この頃から経営大学院に通い始め、仕事を切り上げた後は、夜も土日も経営理論を学ぶことに没頭。充実した毎日を過ごしていました。

しかし、自身の仕事を俯瞰的に見られるようになってきた社会人4年目、目指すキャリアと現在の仕事とのズレに悩み始めます。

「このまま昇進して、最終的に一組織を管理したいわけではない。自分が助けたいと思っているターゲットも何だか違う気がする」

モヤモヤした思いを抱えたまま、社会人5年目の春にコンサルティング企業を辞めることにしました。

2.5 いよいよキャリアのピースが揃うとき

これまで紆余曲折、人生の大きな浮き沈みを経験してきた兼若さん。様々な経験の中で、自分の核となる考えや能力が集まってきました。

  • ・親友の死を受けて芽生えた、「人生」「時間」と本気で向き合うこと
  • ・営業で培った「人を導く手法」
  • ・経営コンサルタントで培った「経営者を導きたい」という思い
  • ・ターゲットは距離の近い「個人」「スタートアップ」
  • ・4つのコーチングスクールに通って身につけた「高い専門性」
  • ・そして、世界旅行で得た「自由に選択できる人生」

ついにキャリアのピースが揃い、兼若さんの中でプロコーチとして生きる人生が導き出されました。その後コーチ資格の取得、独立もして、満を持して専業プロコーチとしての人生を歩み始めることとなったのです。

3.やり手プロコーチが「志師塾」とタッグを組んだら

3.1 「志師塾」との出会い

「最初は志師塾のノウハウが欲しかった」

志師塾入会のきっかけについて、こう語る兼若さん。独立当初は経営者のコンサルティングサービスを中心に活動しており、同じく先生業を生業とする志師塾が目に留まりました。

「志師塾の体系化されたノウハウと、個々の『心』を取り扱うプロコーチ業が掛け合わさったら、凄い支援ができるかも」

兼若さんの心に火が付きました。その頃はまだ新規顧客開拓に追われていたこともあり、手っ取り早く売上をあげたいという思いから、志師塾への入塾を決めました。

3.2 志師塾で学んだことを即サービスへ展開

志師塾では、先生業のセールスマーケティングの基本を丁寧に学ぶことができます。サービス設計だけでも、自己分析から始まり、コンセプト作り、競合を調査したうえでポジショニングを検討など、合理的、体系的に進んでいきます。

「これまで経営大学院でマーケティングの理論は学んできましたが、あくまでそれは企業に向けたアプローチ方法であり、自分個人としてのセルフブランディングという意味では、不十分と感じていました」

志師塾メソッドによって自身のリブランディングを進めていくと、サービスを届けたい人へのキーワードが「洗練」されていくため、口コミでの紹介も多くなったと言います。

また、志師塾では、セルフブランディングの一環で「1分間自己紹介」を作り上げます。一度作ってしまえば30秒や5分と時間が変わっても応用が可能であり、このパッケージが長らく役に立っているといいます。

所属するコミュニティに対して、端的に自分のサービスが紹介できたり、短いプレゼンの場でアピールができたりします。この自己紹介の中にも「洗練された言葉」が凝縮されていて、自然と無料体験サービスへ誘導出来ることが増え、受注率が格段に上がったそうです。

もちろん、自身のコーチングサービスそのものにも、志師塾の学びが生きています。志師塾の体系化されたパッケージをコーチング用にカスタマイズすることで、再現性が高く、より的確に経営者を導くことができるようになりました。「結果が伴っているから、多少値が張ったとしてもクライアントもコーチングを受けてくれやすくなった」と言います。

プロコーチの兼若勇基さんの成功事例インタビュー4

3.3 志をともにする「仲間づくり」

兼若さんは、志を共有する「仲間」をとても大切にしています。先生業最大のコミュニティを持つ志師塾ともその点で親和性が高かった、というのも兼若さんの成功の一因です。

兼若さん自身も、志師塾在籍中に「次代の経営者向けオンラインサロン」や「コーチが営業を学べるコミュニティ」を展開しています。コミュニティ活動を通じて「仲間」を増やし、お互いに高め合う雰囲気を醸成しながらも、兼若さんが個々人をしっかり導いていきます。

オプションとして作成した営業手法を学ぶための動画講座も好評で、志師塾入塾後、わずか5か月で700万円の売上を達成しました。

兼若さんは志師塾を使い倒して、押しも押されもせぬ売れっ子プロコーチとなったのです。

4.将来に向けて

4.1 「リーダーズマインドスクール」の開講

2023年1月にミレニアル世代のリーダーの心を育む「リーダーズマインドスクール」を新たに開講しました。

世の中に貢献していきたい想いを持つ経営者の卵たちと一堂に会し、一人ひとりの本質、その人がどうできあがったのかを相互に理解し合う。参加者は周囲の多様性を認めながら、それぞれ自分の心の奥底に潜り、自身が達成すべき真の課題に気付いていく。このスクールを通じて経営者達の人生を支援していきたいと、兼若さんは言います。

もちろんただのコミュニティではなく、やり手プロコーチの主催するスクールですから、参加者が結果を出せるように設計されています。

参加者に対して月1回30分のパーソナルコーチングを行い、目標を明確にします。さらに定期的にスクール内で報告会を行って成果の見える化もします。仲間の力も借りながら心のブレーキを外し、最終的には自走できる状態まで導いていく、それが「リーダーズマインドスクール」です。

コミュニティの中心にいる兼若さんは、「クライアントの将来に真剣に向かい合い、このつながりを深い関係として残したい、深い関係を築いた仲間を10000人に増やしていきたい、そのために今は月100人とのセッションを目標にしている」と語っています。

プロコーチの兼若勇基さん

4.2 理想の生き方を手に入れる

兼若さんにとってプロコーチ業とは、「クライアントの最高の生き方を創ると同時に、最高の社会を創るもの」と答えてくれました。

「人の心の奥底に存在する価値観を引き出し、本人も意識できていない自分らしさを見つけ出す。その人が本来持っている才能や特技と、社会の課題とをマッチングし、自分のミッションを見つけて自走させる。さらには、個人が自由に生きるだけではなく、社会の課題に向き合うことで、社会もより良くなっていく。これらを実現するのがプロコーチ業の役割です」と兼若さんは言います。その先には、理想の生き方を手に入れた人達が溢れかえる、前向きで明るい社会が待っている。兼若さんの頭には、すでに壮大なイメージが繰り広げられています。

「ミレニアル世代の経営者向けコミュニティとしては、日本で一番になると信じてやっている」と根拠のある自信をのぞかせながら、力強く語る兼若さん。

理想を形にする未来はそう遠くないのかもしれません。

文:美宅光(中小企業診断士)/編集:志師塾編集部

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