先日案内したビジネス出版コンテスト2024に、多くの反響がありました。
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数名から、同じ質問があったので回答いたしますね。
1.出版コンテストに選ばれた後の費用はかかる?
それが、「出版コンテストで選ばれたら出版に費用がかかるのですか?」というもの。
先に結論を言っておくと、“商業出版”なので、原則、費用はかかりません。
商業出版は、「書籍の制作・販売に掛かる費用を出版社が負担して、出版すること」
・書籍の企画づくり
・本の原稿執筆
・内容チェックの校正
・デザインや図表の作成
・販売のための流通
・印刷所での製本
など、様々な場所で費用が発生します。商業出版というのは、これらの費用を、出版社が負担してくれます。
※自費出版は、著者が自腹で費用負担して書籍を制作・販売します。その金額は、概ね数百万円ほどです
ですので、自費出版ではなく商業出版を実現して、原則、費用負担0円で出版するために、今回の、「ビジネス出版コンテスト」のような場を、上手に活用してもらえたらと思います。
2.著者が費用を負担するケースとは?
上記で「原則」と書いたのは、著者側にもお金がかかるケースもあるため。
よくあるのは、著者買取を条件として出されるケース。例えば、初版が3,000冊であれば、そのうち300冊は著者に買い取るイメージです。
というのも、出版社は売れないと損失が発生するので、できるだけ、リスクを減らしたい。そのため、出版企画によっては、例えば
・商業出版OK
・ただし、著者買取300冊が条件
で企画が通ることもあります。その条件を受けるかどうかは、先生業が決められますよ。
3.著者が出版費用を一部負担するメリット・デメリット
もしも、あなたが出版コンテストを通じて2社からオファーを受けたとしましょう。
・出版社A
著者買取:無し
販売部数:少ない
・出版社B
著者買取:あり
販売部数:多い
こうした執筆オファーを貰ったら、あなたは、どちらから出版しますか?
出版した分だけ集客できれば、部数の多い出版社を選ぶかもしれませんね。これは、出版の戦略にも関わってきます。
このように、出版だけを考えるのではなく、先生ビジネスと絡めて出版を捉えること。
そのためにも、上手にビジネス出版コンテストの場を活用してもらえたらと思います。