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絶対にやってはいけない士業の肩書

志師塾の五十嵐です。

昨日は、中小企業診断士の「独立開業研究会」という勉強会で講演させていただきました。独立開業前後の診断士の方に向けて、僕自身の開業時のエピソードなどをお伝えさせていただいたんですよね。

もちろん、Web集客の方法もお話させてもらいましたよ。みなさん、食いついてくれました^^v本当にうれしいですね。

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さて、今日は、”絶対にやってはいけない士業の肩書”と題して、肩書とポジショニングの関係についてお伝えしていきますよ。

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【 絶対にやってはいけない士業の肩書 】

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士業の肩書と聞いて、あなたはどのような肩書を思い浮かべますか?通常、肩書というと「○○士」とか、「○○事務所代表」といったものを思い浮かべると思います。

でも、僕がいつも言っている通り、○○士とか、○○事務所代表っていうのは肩書ではないんですよね。肩書は、自分自身のポジショニングを一言で凝縮したものです。

○○士といっても、士業がこれだけ増えている中で、残念ながら相手に刺さらないんです。それよりも、士業としてのポジショニング、つまり、専門性やターゲットを明確に表現する方が食いつきが良いんですよ。

と、、こういった話を志師塾の集中講座ではお伝えしているのですが、今回、面白い質問が塾生から届いたので、皆さんにもお伝えしますね。

その質問と言うのは、「1つの肩書の中に複数のポジショニングを表現しても良いですか?」というものです。

複数のポジショニングを表すっていうのは、例えばこういったものですね。「相続・法人税専門税理士」

これは、相続というテーマと、法人税というテーマの2つのポジショニングがごちゃまぜに入っている例です。みなさんなら、上記の質問についてどう思いますか?

士業の肩書2

僕の答えは「複数NG、1つを表現してみること!」なんです。少し例を考えてみましょう。

例えば、仮にあなたが、歯を悪くしてインプラント(人工歯根)をやっている歯医者を探しているとしましょう。その時に、

  • (1)インプラント、虫歯、入歯を得意としている歯医者です
  • (2)インプラント専門の歯医者です

どちらがインパクトが強いでしょうか?さらに、肩書と同時に、キャッチコピーも連動してきます。もし複数のポジショニングを入れるとするならば、上記2つの場合、

  • (1)インプラント実績30件、痛みなく虫歯を治し、入歯もずれない!
  • (2)国産シェアNo.1 「京セラ」インプラントで年間100件の実績!

などのように、変わってきますよね。どう感じますか?おそらく、(2)の方に行きたくなりますよね?

つまり、複数のポジショニングを一つの肩書に入れると、インパクトが弱く、結果として大きく成功しないことが多いです。

だから、原則はしぼること。絞る際に、どうしても捨てきれないと、ついつい複数のポジショニングを残してしまいがちです。

で、それらの複数のポジショニングを統合しようとして抽象的な言葉になっていくんですよ。まずは徹底的に絞って一点突破。これが大原則です。

以上ここまで!お役にたちました?ではでは。

文:五十嵐和也(中小企業診断士・志師塾塾長)/編集:志師塾編集部

 

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