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【資格不要】コンサルタントが副業で稼ぐコツ、おすすめ副業3選と仕事内容を徹底解説!

  • 「資格なしでできる、コンサルタントの仕事ってあるの?」
  • 「会社に勤めながらコンサルのスキルを活かしてお金を稼ぎたい!」

コンサルタントは、0から始めても短期間で高単価の副業を行うことが可能です。

また、コンサルタントは、税理士や社労士などのように、その資格を持つ人だけに認められる独占業務がある資格や、中小企業診断士といった資格がないと難しいと思われがちですが、実際には士業関連の資格が一切なくても、副業として収入を得ることができるでしょう

資格なしでできて、高額な報酬をもらえるコンサルタントの副業は以下の3つです。

コンサルタントの副業

もちろんこれらの副業は、それぞれに特色や必要なスキルが異なるため自分のキャリアに合わせて適切に選ぶ必要があります。

コンサルタントとしての能力や経験は重要ですが、高額な案件の受注を目指す上では、コンサルタントとしての能力に加えて、それとは異なる仕事の受注力を併せ持つ必要があります。

そこで今回は、

  • ・コンサルタントができる3つの副業とその業務内容
  • ・コンサルタントが知っておくべき副業の探し方
  • ・コンサルタントとして副業で稼ぐための3つのポイント
  • ・受注力を身につけるための方法

について詳しく解説していきます。

この記事を読めばあなたも、コンサルタントとして副業収入を得られるようになるでしょう。

1.コンサルタントにおすすめの副業3選と仕事内容

冒頭でお伝えした通り、コンサルタントにおすすめの副業は以下の3つです。

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・Web活用診断
  • ・Web戦略の策定
  • ・ホームページ・SEO・動画・SNSなどの新規導入または改善提案
補助金コンサルタント
  • ・申請書の作成や申請のアドバイス
  • ・経営企画書・事業計画書の作成
  • ・面接・プレゼン審査のサポート
  • ・補助金採択後の報告書の作成
採用コンサルタント
  • ・採用戦略の立案
  • ・オンライン採用の導入支援
  • ・採用プロセスの改善提案
  • ・採用プロセスの改善提案

ではひとつずつ解説していきます。

コンサルタントの副業ベスト3

1.1 Webコンサルタント

オンライン化が急速に進む昨今、Webを活用して売上アップを実現したい企業が増えています。ですが、Webを上手く活用できず、売上に繋げることができていない企業はたくさんあります。

そこで活躍するのがWebコンサルタントです。ここでは具体的な業務内容と報酬額、副業のしやすさ、受注のしやすさといった点から、Webコンサルタントについて解説していきます。

1.1.1 Webコンサルタントのおもな業務内容

Webコンサルタントの仕事は多岐に渡りますが、専門分野に特化していた方が仕事を依頼されやすいですし、副業スキルも向上しやすいのでおすすめです。

Webコンサルタントが主に求められるコンサル業務は、次の4つです。

  • ・ホームページ作成コンサル
  • ・SEOコンサル
  • ・動画コンサル(YouTubeコンサル)
  • ・SNSコンサル

ホームページ作成コンサルは、ホームページを一から作成する場合と、既存のホームページを修正する場合とがあります。

競合との差別化に繋がるポイントや、コンテンツの内容や顧客データの獲得施策、スマホ対応サイトへの変更など、「成果の出るホームページを作成するために何をするべきなのか?」といった視点から考えると、サポートできる業務は多岐に渡ります。

一般的に多い悩みとしては、以下のようなものがあります。

  • ・問い合わせや売上に繋がらない…
  • ・ホームページのデザインを新しくしたい…
  • ・ページの読み込み速度が遅い…
  • ・現在依頼しているホームページ制作会社の維持管理、修正にかかる費用が高い…

ホームページに関するサポートはココナラやクラウドワークスといったサービスで安く提供している方はたくさんいますが、直接の知り合いにしか依頼したくないと思っている方もいます。

SEOコンサルは、ホームページのコンサルと近い部分はありますが、主にアクセスアップとコンバージョン(申込み、購入)に関する部分に特化したサポートをすることが多いです。

動画コンサル(YouTubeコンサル)については、サポートする企業や個人がBtoB事業であれば、問い合わせや商品サービスの購入。BtoC事業であれば商品サービスの購入、アフィリエイト(他社商品サービスの紹介)、広告収入などを求められることが多いです。

SNSのコンサルにおいては、使用する媒体によってサポートする内容が大きく変わるため、Facebook、Instagram、Twitter、LINE、TikTokなど、1~2つの媒体に特化したサポートから始めることをお勧めします。

Webコンサルタントは、マーケティング担当者のみと打ち合わせができれば良い場合が多く、日程調整がしやすいです。

仕事を受注する際に打ち合わせ可能なスケジュール(平日夜か土日など)を伝えておけば、本業と予定が重なることを避けることができます。

仕事はクライアントの内容や会社の規模によりますが、他のコンサルタントなどとプロジェクトチームを作って対応したり、フルタイムで営業しているコンサルタントのサポートとして、チームでの仕事に携わるというケースもよくあります。

報酬はコンサルタントが行う副業としては比較的高額です。例えば、企業の集客や商品サービス販売の促進をサポートの場合、1ヶ月あたり10万~50万円超、ホームページ作成においては、1件辺り100万円超の報酬になることもあります。

さらに企業との長期契約が成立すれば継続的な収入も期待できます。

ただし仕事の受注は簡単ではありません。その意味でもコンサルタントとしての信用力と、仕事の受注力が問われる副業と言えるでしょう。

1.1.2 Webコンサルタントの特徴

  • ・報酬額:○
  • 1ヶ月あたり10~50万円、HP作成は100万円超も可能
  • 報酬単価は高いが、作業時間や対応時間が長くなることが多い
  • ・難易度:○
  • サポートするSNSの使い方とマーケティングノウハウを
    身に付ける必要がある
  • ・副業のしやすさ:◎
  • 時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いている
  • ・受注のしやすさ:△
  • 信用力や実績、受注力が大きく左右する

1.2 補助金コンサルタント

「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続給付金」など、政府や自治体が提供する補助金は多くありますが、綿密な事業計画書の提出を求められるため、中小企業には大きな負担となっています。

これらの補助金獲得をサポートする「補助金コンサルタント」も高収入を得られる副業の一つです。

具体的な業務としては以下のようなものになります。

1.2.1 補助金コンサルタントの主な業務内容

  • ・申請書の作成や申請のアドバイス
  • ・経営企画書・事業計画書の作成
  • ・面接・プレゼン審査のサポート
  • ・補助金採択後の報告書の作成

補助金コンサルタントの多くは、補助金の選定から補助金が採択されるまでをサポートしますが、これは2つの理由でおすすめしません。

1つ目は、クライアントとの関係性を構築しにくく、単発での仕事の受注で終わる可能性が高いため。

副業として補助金サポートをする以上、「手離れを早くして、次の補助金申請サポートに取り掛かりたい」と思う方もいるかもしれません。

しかし、このようなサポートでは、補助金が採択された時点であなたとの関係性は途切れてしまい、リピートによる受注が難しくなります。

2つ目は、クライアントが補助金採択後に苦労する可能性が高いため。

補助金の申請から交付までは、一般的には約1年間かかります。さらに、事業報告書の作成まで考慮すると、4年~6年かかるものもあります。

補助金採択後は、交付申請書類の作成、完了実績報告書の作成、清算払い請求書の作成、事業報告書の作成が必要です。

補助金獲得支援サービス

多くの企業や個人事業主は、業者との打ち合わせを円滑に行い、補助金交付に必要な書類を依頼することや、書類の不備やトラブル対応があった際に、適切に対応することができません。

補助金の採択までをサポートして、その後の対応に時間や労力がかかると、「こんなに時間や労力がかかるなら、もう二度と補助金申請をしたくない」「補助金採択後にこんな大変な業務があるなら、事前に教えてくれればいいのに…」と思われ、あなたに再度補助金申請サポートの依頼をすることはなくなります。

一方、補助金の採択までだけでなく、事業計画書の作成までをサポートすることで、クライアントの負担は格段に減り、あなたとの関係性は深まり、補助金サポート以外の業務の依頼や、知り合いの経営者の紹介にもつながります。

補助金サポートの報酬は、着手金を成功報酬として受けるとケースでは、目安としては補助金の1割〜2割が相場です。例えばものづくり補助金の場合、一般枠の最高金額は1,000万円ですので、

1,000万円×10〜20%=100〜200万円

が報酬となります。

審査を通らなければ報酬がないというリスクはありますが、成功すれば1件あたりの報酬は非常に高額です。

事業計画書の作成などは、時間や場所を選ばずに行うことができるため、他のコンサル業に比べて副業に向いている業務であると言えるでしょう。

信用力や実績、受注力が大きく左右することから、コンサルタントティング業と同様に受注の難易度は高い業務です。

1.2.2 補助金コンサルタントの特徴

  • ・報酬額:◎
  • 補助金申請額の1〜2割(1千万円の申請なら100〜200万円)
  • 成功報酬のためリスクがあるが、
    高額報酬を短期間で得ることが可能
  • ・難易度:◎
  • 経営企画書や事業計画書など書類作成のスキルが必要になる
  • 補助金獲得のスキルは、比較的短期間で修得可能
  • ・副業のしやすさ:○
  • 時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いている
  • 補助金申請の締切付近は繁忙期になりやすい
  • ・受注のしやすさ:○
  • 信用力や実績、受注力が大きく左右する。成功報酬型にすることで、受注はしやすくなる

1.3 採用コンサルタント

採用コンサルティングでは、募集している採用人数が集まらない、採用基準に合う申込が少ない、早期離職者が多いなど、企業の採用に関する問題を解決するコンサルタントです。

近年の少子高齢化などの影響から、採用活動の悩みを抱える企業は増えており、それに伴って採用コンサルタントの需要も高まっています。

厚生労働省の調査によれば、以下のような業種は離職率が高いため、採用コンサルティングの需要は特に高いと言えます。

  • ・宿泊業
  • ・飲食サービス業
  • ・生活関連サービス業
  • ・娯楽業
  • ・その他サービス業

産業別入力率・離職率

出典元:ー令和2年雇用動向調査結果の概要ー 厚生労働省   ※離職率が高い順に並び替え

採用コンサルタントに近い業種として採用代行があります。採用コンサルタントは企業の採用担当者が、企業にとって良い人材を採用できるようにサポートしますが、採用代行は企業の採用担当者の代わりに採用活動の実務を担当します。

副業としての仕事を受注する上で、採用コンサルタントは長期的に企業をサポートしやすいですが、採用代行は単発の仕事で縁が切れてしまうことも多いです。

採用コンサルティングのサービスの中に採用代行サービスを含めることは検討しても良いですが、採用代行のみ受注することはお勧めしません。

また、採用コンサルタントに近い業種に、人材や組織の専門家としてアドバイスを行う「人事組織コンサルタント」があります。

人事組織コンサルタントが行う、人事制度や人事評価制度は、一度作成すると頻繁に作り替えることがなく、単発の仕事で終わってしまいがちです。

さらに、人事組織コンサルタントは成熟期に入っているため、業界を知り尽くした先生と同じ土俵で戦うことになるため、コンサルタントが副業で受注を獲得することは困難と言えます。

その点、採用コンサルタントは、人事組織の中でも企業の人材採用の問題解決を支援する仕事。毎旬の新卒採用だけでなく、通年で実施している中途採用においてもアドバイスすることができるため、長期サポートの受注を獲得しやすいというメリットがあります。

1.3.1 採用コンサルタントの主な業務

採用コンサルタントの業務の幅は広く、以下の内いくつかを組み合わせて行うことが多いです。

  • ・採用戦略の立案
  • ・オンライン採用の導入支援
  • ・採用プロセスの改善提案
  • ・インターンシップの企画立案
  • ・採用媒体、掲載文章・動画の改善提案

この中で、特に関心が高いのは、オンライン採用の導入支援と採用プロセスの改善提案です。

新型コロナウイルスの影響以降は、ZoomやSkypeなどを利用したオンライン採用が急速に広まり、採用プロセスにオンライン説明会やオンライン面接を取り入れる企業が増えています。

面接や説明会を対面での場合と変えずにオンライン化すると、良い人材を採用することは非常に困難です。

就活性に会社の魅力を適切に伝え、選考の制度を高めるためには、オンラインの特性を活かした選考プロセスやインターンシップ・説明会の内容やワークなどを考える必要があります。

これらの改善提案を行い、採用数や採用の精度を上げ、企業にとって良い人材採用を実現することは、近年の採用コンサルタントにおいて需要が高い仕事です。

これらの採用ノウハウは、専門の講座などで短期間で修得可能ですが、企業の経営層や面接担当者、就活生への面接のデモンストレーションなども行う可能性があるため、一定以上のコミュニケーション能力が必要になります。

採用のオンライン化などを支援する場合、平日の日中に対面での対応が必要になることがあるため、あなたの本業の勤務形態と、サポートする会社の勤務時間によっては、サポートが困難なこともありますので、事前に確認しましょう。

作業時間や対応時間は比較的短いため、コンサルタントの副業としてはおすすめです。

ただし仕事の受注は簡単ではありません。Webコンサルタントと同様に、コンサルタントとしての信用力と、仕事の受注力が問われる副業と言えるでしょう。

1.3.2 採用コンサルタントの特徴

    • ・報酬額:◎
    • 1ヶ月あたり5~50万円
    • 作業時間や対応時間は短いため、効率よく稼ぐことが可能
    • ・難易度:○
    • 採用ノウハウは専門の講座などで短期間で修得可能だが、
      一定以上のコミュニケーション能力が必要
    • ・副業のしやすさ:○
    • 採用のオンライン化などを支援する場合、
      平日の日中に対面での対応が必要になることがある
    • 作業時間や対応時間は比較的短い
    • ・受注のしやすさ:△
    • 信用力や実績、受注力が大きく左右する

2.コンサルタントができる副業の比較

コンサルタントは副業に最適2

それではこれまで見てきた5つの副業を比較してみましょう。報酬、難易度、副業のしやすさ、受注のしやすさの4つのポイントから比較してみましょう。

2.1 報酬目安を比較

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・1ヶ月あたり10~50万円
  • ・HP作成は100万円超も可能
  • ・報酬単価は高いが、
    作業時間や対応時間が長くなることが多い
補助金コンサルタント
  • ・補助金申請額の1〜2割
    (1千万円の申請であれば100〜200万円)
  • ・成功報酬のためリスクがあるが、
    高額報酬を短期間で得ることが可能
採用コンサルタント
  • ・1ヶ月あたり5~50万円
  • ・作業時間や対応時間は短いため、
    効率よく稼ぐことが可能

Webコンサルタントは、高額受注は可能ですが、クライアントの質問対応やクライアントが作成した文章・画像・動画などのチェックする必要があります。

受注後の作業時間が長くなることが多いため、作業時間・対応時間辺りの報酬額はそこまで高くありませんが、クライアントとの接触頻度が高いので、成果が出れば継続的な契約を受注しやすいのが特徴です。

補助金コンサルタントは補助金の締切の時期によって仕事量が大きく左右するため、副業収入を安定させるためには、補助金サポートをきっかけにその他の業務依頼に繋げることが大切です。また、成功報酬で仕事を行う場合、無報酬のリスクがあります。

報酬目安としては、事業再構築補助金やものづくり補助金など、申請金額が大きければ、1件のサポートで100万円を超える報酬を得ることも可能です。

反対に、1件辺りの報酬額が10万円未満になる小規模事業者持続化補助金などのサポートは、補助金コンサルタント以外の仕事の受注を考えていなければ、あまりおすすめしません。

採用コンサルタントは、高額な報酬を長期間得やすいです。新卒採用前から採用期間は仕事を受注しやすく、新卒採用直後の時期は新規受注が難しい傾向があります。

また、離職率が高い業界や企業は採用コンサルタントの需要が高いです。採用だけでなく定着率を上げる支援ができれば、時期に関わらず仕事を受注しやすいのが特徴です。

2.2 難易度の違いを比較

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・サポートするSNSの使い方と
    マーケティングノウハウを身に付ける必要がある
補助金コンサルタント
  • 経営企画書や事業計画書など書類作成のスキルが必要になる。
  • 補助金獲得のスキルは、比較的短期間で修得可能
採用コンサルタント
  • ・採用ノウハウは専門の講座などで短期間で修得可能だが、
    一定以上のコミュニケーション能力が必要

Webコンサルタントは、ホームページ作成・SEO・SNS・動画のうち、1つか2つに絞ってサポートすることで、専門性を高まり、クライアントの成果に繋げやすく、紹介による顧客獲得もしやすくなります。

SEOやSNS、YouTube動画などは、評価の基準が頻繁に変わるため、あなたがサポートする媒体の最新情報は、確実にチェックしておきましょう。

補助金コンサルタントは、専門の講座や勉強会に参加することで、未経験からでも短期間で補助金獲得ノウハウを身に付けることができます。

独学で学んで補助金申請サポートを行うと、補助金は採択されにくいため、副業収入(成功報酬)を得るまで時間がかかるためお勧めしません。「採択率が悪いコンサルタント」として悪評が広まると、その他の仕事も受注しにくくなるので注意しましょう。

採用コンサルタントは、企業の採用担当者や、場合によっては見本を見せるための面接代行やデモンストレーションを行う必要があるため、高いコミュニケーション能力が必要になります。

一方、コミュニケーション力が高ければ、採用の成功ノウハウは経験やスキルがない状態からでも短期間で身に付けやすく、採用に問題を抱えた企業も多いため、おすすめの副業と言えるでしょう。

2.3 副業のしやすさの違いを比較

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いている
補助金コンサルタント
  • ・時間や場所を選ばずに対応できるため副業に向いている
  • ・補助金申請の締切付近は繁忙期になりやすい
採用コンサルタント
  • ・採用のオンライン化などを支援する場合、
    平日の日中に対面での対応が必要になることがある。
  • 作業時間や対応時間は比較的短い

Webコンサルタントは、打ち合わせもZoomやSkypeなどのWeb会議で済むことが多く、日程調整も比較的容易なため、副業としての仕事はしやすいでしょう。

補助金コンサルタントは、Webコンサルタントと同様の理由で副業としての仕事はしやすいですが、補助金の締切に応じて繁忙期と閑散期があります。そのため、仕事量を調整しにくいことが若干のデメリットです。

採用コンサルタントは、人事や採用担当、サポートする会社の経営層との打ち合わせが必要な場合も多く、クライアントとの日程調整が難しい傾向があります。また、企業の社員向けの指導が必要な場合があるため、業種によっては平日の日中での対応が必要になります。

2.4 受注のしやすさの違いを比較

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・信用力や実績、受注力が大きく左右する
補助金コンサルタント
  • ・信用力や実績、受注力が大きく左右する
  • ・成功報酬型にすることで、受注はしやすくなる
採用コンサルタント
  • ・信用力や実績、受注力が大きく左右する

全てに共通するのは、実績とコンサルスキルがあり競合との差別化ができていれば、仕事の受注はそこまで難しくはありません。

Webコンサルタントは、需要が多いですが競合も多いため、初回の仕事を高額で受注する難易度は高めです。そのため、なかなか仕事が受注できない場合は、低額のサポートを提案して受注を獲得し、関係性を構築した後に高額で価値の高いサービスを販売するなど、工夫が必要になります。

補助金コンサルタントは、成功報酬制にすることで、見込み客と直接話す機会があれば、受注はしやすいでしょう。しかし、近年補助金コンサルタントは増えているため、補助金の採択までのサポートしかしない場合は、多くの士業や経営コンサルタントが競合になるため、受注の難易度は高くなります。

採用コンサルタントは、定期的に採用活動をしている企業が対象となるので、大きな実績を得るまでは受注を獲得することは難しいでしょう。コミュニケーション能力が求められる仕事のため、見込み客と直接話す機会を得ることが、受注を獲得する近道です。

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3.コンサルタントが知っておくべき副業の探し方

冒頭でもお伝えした通り、コンサルタントには独占業務がある士業のように専業となる業務がないため、仕事を受注する難易度は高いといえます。

そのため、自分で仕事を探し獲得できることが特に大切です。

しかし、がむしゃらに仕事を探してもなかなかよい仕事は見つかりません。

まずはコンサルタントの副業を探す方法として以下の3つの方法を押さえておくべきでしょう。

  • 1.コンサルタントの関わりの中から仕事を探す
  • 2.クラウドソーシングに登録して仕事を探す
  • 3.HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

では一つずつ解説していきます。

3.1 コンサルタント同士の関わりの中から仕事を探す

コンサルタントは横のつながりが強く、専門分野が異なることが多いので、業界内で仕事を回し合って業務を行うことが多いです。

特に専業のコンサルタントとして活躍している人のもとには、多くの仕事の依頼が集まるため一人で仕事を回すことが難しく、資格を持つ仲間にサポートを頼んだり、チームを組んで働くケースがよくあります。

こういった仕事を受注する上で重要になるのはコンサルタントの人脈を作ることです。そのためには、

  • ・コンサルタント協会が主催するイベントや勉強会に積極的に参加する
  • ・コンサルタント同士の懇親会(飲み会など)には積極的に参加する

など先輩診断士と常にコミュニケーションを取れる環境に身を置き、情報を収集することが大切です。実際に飲み会の席で仕事の依頼があるということも珍しいことではありません。

とりわけ副業としてコンサルタントを行う場合、営業に時間をかけることはできません。その意味でもコンサルタント同士の横のつながりは仕事を探す上での大きな手がかりとなります。

3.2 クラウドソーシングに登録して仕事を探す

特に副業でコンサルタントの仕事を探す際にお勧めなのがクラウドソーシングの利用です。

クラウドソーシングとはインターネット上で、フリーランスで働く人と業務をアウトソーシングしたい人をマッチングするサービスのことです。クラウドソーシングを利用した仕事の受発注は、近年その数を大きく伸ばしており市場も拡大を続けています。

もちろんコンサルタントの業務も例外ではなく、クラウドソーシングのサイトで検索をすれば、常にコンサルタントへの仕事依頼がたくさん掲載されています。

クラウドソーシングサイトとして特に有名なのは以下の2つです

  • ・クラウドワークス
  • ・ランサーズ

これらのサイトに登録すると、サイト内に自分のページを持つことができ、すぐに営業活動を始めることができます。

規模の小さい案件が多く、報酬に対してサイト利用の手数料が取られるというデメリットはありますが、コンサルタントとしての実績を積むという点から考えれば、特にこれから仕事を始めたい方には最適なサービスであると言えます。

3.3 HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

クラウドソーシングへの登録と合わせて行いたいのが自分のホームページの開設です。

自分のホームページは宣伝のためのツールであると同時に仕事を受注する為の窓口です。もちろん1章で紹介したようにブログを併設して広告料収入を得ることもできますが、まず第一に顧客を獲得する為のツールであることを忘れてはいけません。

コンサルタントに相談をしたい人や仕事を依頼したい人は、もちろん多くのコンサルタントのホームページを調べて、自分にとって最適なコンサルタントを探します。

その為、ホームページでどのように実績やスキルをアピールするか、その宣伝力が仕事を受注するためにたいへん大きな要素になります。

4.コンサルタントとして副業で稼ぐための3つのポイント

コンサルタントの副業の見分け方

コンサルタントの資格を活かした副業を軌道に乗せるためには、以下の3つのポイントを守ることが大切です。

  • ・平日の夜や週末にできる業務スタイルを作る
  • ・請け負った仕事は誠意をもって対応する
  • ・受注力を身に付ける

それぞれ解説していきます。

4.1 平日の夜や週末にできる業務のスタイルを作る

副業を行う上で、もっとも注意すべきポイントは本業の業務に支障をきたさないことです。

一般的な会社員であれば、副業が出来るのは平日の終業後と週末だけです。この時間で無理なくできる業務のスタイルを画一することが大切です。

長く副業を行うためには休息をとることも大切です。仕事を受注する際には、業務量のバランスを考え無理のないスケジュールで対応することが求められます。

4.2 請け負った仕事は誠意をもって対応する

コンサルタントとしての実績を積み、特に信用力を高めるためには、どんな仕事も誠意をもって対応し、必ずやり遂げることを徹底する必要があります。

副業を始めて間もない頃は、コンサルタントとしての実績も少なく、なかなか思うように仕事を受注することはできません。

受注できたとしても、単価のやすい仕事が多く、なかなか満足のいく収入を稼ぐことは難しいでしょう。本業が忙しい時期には副業であるコンサルタントの仕事をなおざりにしてしまう、という状況も起こり得ることです。

しかしコンサルタントの実績と信用力は、小さな仕事を誠実に積み重ねることによって形成されます。

小口の案件で実績を残し、顧客からの信頼を得ることが、将来の大きな案件の受注に繋がるもっとも早い近道であるということを忘れないようにしましょう。

4.3 受注力を身に着ける

顧客獲得という点からおさえておくべきもう一つ重要な要素は、案件を受注する為の受注力です。

多くの顧客はコンサルタントのスキルや実績に精通しているわけではありません。多くの顧客はセミナーを聞いたり、ホームページを閲覧する過程で、そのコンサルタントが信頼できるに足る人物かどうかを判断することになります。

つまり、コンサルタントとしてどんなに実績を積み上げても、その情報を顧客に届けることができなければ仕事の受注には決して繋がらないということです。

限られた環境やツールで、いかに自分のスキルや実積を正しく伝えることができるかという点において、受注力はコンサルタントとしての実積と同様か、それ以上に案件の受注において大切な要素であると言うことを覚えておきましょう。

5.スキルがあっても受注力がなければ顧客を獲得することはできない

コンサルタントの副業スキルと受注力

まず知っておくべことは顧客獲得の能力、つまり受注力はコンサルタントとしての能力とは別物であるということです。

もちろんコンサルタントとしての実績は重要ですが、高額な案件の受注を目指す上では、コンサルタントとしての能力に加えて、それとは異なる受注力を併せ持つ必要があります。

ししかし、会社員として働いている行政書士の多くは、自分で顧客獲得をした経験がありません。

残念ながら、コンサルタントにかかわらず、士業などの専門家ビジネスに携わる多くの人は、本業を重視するあまりこの受注力を高めることには関心が低いです。

ではどうすれば営業力と宣伝力を上げ、受注力を高めることができるのでしょうか。

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受注力を一言で言えば「顧客獲得の仕組みの構築力」です。受注力を高めるためには以下の7つの力を合わせて持つ必要があります。

  • 1.独自力(他にはない自分独自のスキル)
  • 2.伝達力(自分の実績やスキルを正しく伝える力)
  • 3.商品力(自分の得意分野をアピールする力)
  • 4.集客力(イベントやセミナーなどに多くの人を動員できる力)
  • 5.高額力(高額で案件を受注する能力)
  • 6.決定力(個別相談で顧客に信頼感を与える能力)
  • 7.仲間力(人脈、コミュニケーション能力)

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6.自分の会社の副業のルールを必ず確認しよう

コンサルタントとして副業を始める前に、自分が勤務している会社が副業を認めているかどうかを必ず確認しましょう。

働き方改革が進められたことによって、近年では多くの企業や自社の社員の副業を認めるようになりましたが、全ての会社が副業を認めているわけではありません。

また副業を認めている企業でも、会社の利益を損なわないために副業に関するルールを設定しているケースもあるため注意が必要です。

もちろん禁止されていたり許可が必要にもかかわらず、こっそりと副業を行えば大きな問題になります。後々のトラブルを避けるためにも、自社への確認は欠かさずに行いましょう。

7.まとめ

コンサルタントの副業ルール

今回は士業などの資格がなくても、高額報酬を得やすいコンサルタントの副業の種類、副業の探し方、副業で仕事を受注するためのポイントについて解説しました。

「高収入を得やすいおすすめの副業」は以下の3つです。

副業の業種 主な業務
Webコンサルタント
  • ・ホームページ作成コンサル
  • ・SEOコンサル
  • ・動画コンサル(YouTubeコンサル)
  • ・SNSコンサル
補助金コンサルタント
  • ・申請書の作成や申請のアドバイス
  • ・経営企画書・事業計画書の作成
  • ・面接・プレゼン審査のサポート
  • ・補助金採択後の報告書の作成
採用コンサルタント
  • ・採用戦略の立案
  • ・オンライン採用の導入支援
  • ・インターンシップの企画立案
  • ・採用プロセスの改善提案

それぞれの副業は難易度や報酬、求められるスキルも異なるため、自分のキャリアや能力に合わせて適切に選ぶことが大切です。

またコンサルタントの副業を探す方法として、以下の3つについて解説しました。

  • ・コンサルタント同士の関わりの中から仕事を探す
  • ・クラウドソーシングに登録して仕事を探す
  • ・HPやブログから仕事の依頼を受け付ける

さらに、副業の仕事を受注し、高収入を得るポイントとして以下の3点について解説しました。

  • ・平日の夜や週末にできる業務のスタイルを作る
  • ・請け負った仕事は誠意をもって対応する
  • ・受注力を身に付ける

特に受注力を身につけることは、安定的に仕事を受注し、さらに高額な案件の受注を獲得する上でも欠かせない要素です。

そして高額な案件の受注を目指すためには、コンサルタントとしての能力に加えて、それとは異なる受注力を併せ持つことが大切になります。

文:川口翔平(Web集客コンサルタント)/編集:志師塾編集部

Web集客コンサルタントの川口翔平

Web集客コンサルタント  川口翔平

志師塾のコピーライティングとWebマーケティングを担当する傍らで、受講生のWebサポートを行っている。

年間6,000名超を集める志師塾のWebマーケティングの一翼を担い、特にWebライティングやSEO(検索エンジン対策)、メルマガ集客の主担当を務める。

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