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月1回訪問で月15万円|先生業の顧問契約5つの設計図

「単発の仕事ばかりで、毎月ゼロから営業し直していませんか?」
「顧問契約を結びたいけれど、何をどう提案すればいいのかわからない…」
「月額15万円の顧問料を払ってもらえる先生と、そうでない先生の違いって何?」

あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?先生業(士業・コンサルタント・コーチ・講師)として独立したものの、毎月の売上が読めず、案件が途切れるたびに営業に追われる。スキルはあるのに収入が安定しない。これは多くの先生業が直面する壁です。

そこで本記事では、以下の内容を解説します。

  • なぜ先生業に顧問契約モデルが必要なのか
  • 月額15万円の顧問契約を成立させる5つの設計図
  • 単発受注から顧問契約へ移行する具体的なステップ
  • 顧問契約を継続させるための運用ノウハウ
  • 志師塾卒業生の実例

この記事を読み終えたとき、あなたは「次に何をすればいいか」がはっきり見えているはずです。単発仕事に振り回される毎日から抜け出し、毎月安定した収益が積み上がるビジネスモデルを描けるようになるでしょう。

Table of Contents

1. なぜ今、先生業に「顧問契約モデル」が必要なのか

独立した先生業の多くが最初にぶつかる壁。それが「収入の不安定さ」です。

スポットコンサル、単発の研修、書類作成代行、セミナー登壇。どれも単価は悪くない。でも、案件が終わればまたゼロからのスタート。次の月に売上が立つ保証はどこにもありません。

1.1 単発受注モデルの3つの限界

単発受注を続けていると、必ず以下の問題にぶつかります。

問題 具体的な症状
①売上の不安定さ 月によって売上が3倍以上ブレる。閑散期に資金繰りが厳しい
②営業の永続化 案件が終わるたびに新規開拓。本業の時間が削られる
③価格競争に巻き込まれる 「他社はもっと安い」と比較され、単価がじわじわ下がる

とくに③は深刻です。単発仕事は成果物が比較されやすく、価格でしか差別化できなくなる傾向があります。

1.2 顧問契約モデルがもたらす3つの恩恵

一方、顧問契約モデルに切り替えるとどうなるか。

  • 収益の予測可能性: 月額15万円×10社=月150万円が前月の時点で確定している
  • 営業時間の圧縮: 既存顧客との関係深化に時間を使え、新規営業は最低限でよい
  • 関係性による信頼蓄積: 長く付き合うほど内情を理解でき、提案の精度が上がる

僕が支援してきた先生業の中でも、顧問契約モデルに移行した方は例外なく「精神的な余裕が生まれた」と話します。お金の不安が消えると、本来やりたかった仕事に集中できるんですね。

1.3 「月1回訪問で月額15万円」が現実的な水準である理由

「月15万円なんて、本当にもらえるの?」と思うかもしれません。でも、これは決して特別な金額ではありません。

たとえば、税理士の顧問料は月3万〜10万円が相場。社労士なら月5万〜15万円。経営コンサルなら月20万〜50万円も珍しくありません。

大事なのは「顧問料の中身」を価値で説明できるかどうか。月1回の訪問+メール・チャット相談無制限+四半期ごとの戦略会議、というパッケージなら、月15万円は十分に納得感のある金額です。

2. 月額15万円の顧問契約を成立させる「5つの設計図」

ここからが本題。顧問契約モデルを構築する5つの設計図を解説します。1つでも欠けると契約は成立しないので、順番に押さえていきましょう。

2.1 設計図①:顧問サービスの「中身」を分解する

顧問契約が売れない先生業の多くは、サービス内容が曖昧です。「経営相談に乗ります」「いつでもご相談ください」では、相手は何にお金を払うのかわかりません。

顧問サービスは、最低でも以下の4要素に分解して提示します。

要素 中身の例
定例ミーティング 月1回90分の訪問またはオンライン
日常サポート メール・チャット相談無制限(24時間以内返信)
資料・分析提供 月次レポート、KPI分析シート、戦略マップ
特別対応 四半期戦略会議、年次プラン作成、緊急対応

ポイントは「具体的な数字と頻度」を明記すること。「適宜サポート」では信頼されません。「月1回90分」「24時間以内返信」といった数字があるから、相手は安心してお金を払えるのです。

2.2 設計図②:顧客が払う「成果」を言語化する

2つ目は、顧客が顧問料を払って得られる「成果」を明確にすること。これがないと、月15万円は「高い」と感じられます。

たとえば財務顧問なら、こう言語化できます。

  • 「資金繰り表を毎月更新し、3ヶ月先のキャッシュフローを可視化する」
  • 「銀行交渉の前に資料を作成し、融資成功率を上げる」
  • 「経営者が数字を見て意思決定できる体制をつくる」

大事なのは、「業務」ではなく「結果」を語ること。「月次試算表をチェックします」は業務。「経営判断のミスを防ぎます」が結果です。

顧客は業務を買っているのではなく、その業務がもたらす結果を買っています。ここを履き違えると、いつまでも「作業代行」の値段にしかならないんです。

2.3 設計図③:契約期間と更新条件を設計する

顧問契約は最低半年、できれば1年契約が基本です。理由は単純で、3ヶ月では成果が出ないからです。

初月は現状ヒアリングと課題整理。2〜3ヶ月目で施策実行。4ヶ月目以降にようやく結果が見え始める。これが先生業の支援サイクルです。

契約書には以下を明記しましょう。

  • 契約期間(6ヶ月または12ヶ月)
  • 自動更新条項(双方から1ヶ月前までに申し出がなければ更新)
  • 中途解約時の精算ルール
  • 業務範囲外の対応条件(追加報酬の発生条件)

ここを口約束にしておくと、トラブルの元です。契約書は必ず書面で残す。これは鉄則です。

2.4 設計図④:顧客との「接触頻度」を設計する

月1回の訪問だけでは、顧客の満足度は維持できません。顧問契約が解約される最大の理由は「最近何もやってもらってない気がする」という感覚です。

これを防ぐには、月1回の訪問に加えて、以下の接触ポイントを設計します。

頻度 接触内容
毎日〜週1回 チャットでの軽い情報共有・質問対応
月1回 定例ミーティング(訪問またはオンライン)
月1回 月次レポート送付(書面でアウトプットを残す)
四半期1回 戦略会議(半日かけて中期方針の見直し)

ポイントは「アウトプットを目に見える形で残す」こと。レポートでも議事録でも構いません。顧客が「お金を払っている価値」を実感できる証拠を毎月渡すのです。

2.5 設計図⑤:価格の「根拠」を提示する

最後の設計図。これが一番重要かもしれません。

「なぜ月15万円なのか?」と聞かれて答えられない先生業は、値引き交渉に弱い。逆に、価格の根拠をきちんと語れる先生業は、値引きされず長く契約が続きます。

価格の根拠は、以下の3つの軸で組み立てます。

  1. 投下時間ベース: 月15時間×時間単価1万円=15万円
  2. 成果還元ベース: 顧客の利益改善見込み額の10〜20%
  3. 市場相場ベース: 同業他社の顧問料水準と比較

3つを組み合わせて、「うちの顧問料が月15万円である理由」を説明できるようにしておく。これがあるだけで、値引き要求に毅然と対応できます。

ここまでが顧問契約を成立させる5つの設計図です。志師塾では、こうした顧問契約モデルの構築を体系立てて学べる先生ビジネス構築セミナーを開催しています。

3. 単発受注から顧問契約へ移行する4ステップ

設計図ができたら、次は実行段階。今すでに単発で仕事をしている先生業が、どう顧問契約モデルへ移行するか。具体的な4ステップを示します。

3.1 ステップ1:既存顧客の中から「顧問候補」をリストアップ

新規開拓よりも先に、まずは既存顧客を見直してください。過去に単発で仕事をした顧客のうち、以下の条件を満たす相手が顧問契約の最有力候補です。

  • 2回以上リピート発注がある
  • あなたの仕事に明確な感謝の声を返してくれた
  • 継続的な経営課題(資金繰り・人材・集客など)を抱えている
  • 年商3,000万円以上の事業規模がある

このリストの中から3〜5社を選び、優先順位をつけます。新規より既存のほうが顧問化しやすいのは、すでに信頼関係ができているからです。

3.2 ステップ2:「無料の経営診断」をフックに提案の場をつくる

いきなり「顧問契約しませんか」とは言いません。それでは売り込みになる。代わりに、こう提案します。

「○○社長、最近貴社の業績についてあらためて深掘りしたいと思っています。一度2時間ほどお時間いただけませんか?無料で経営診断レポートをお作りします」

無料診断を入り口にすれば、相手は警戒せずに話してくれます。そこで現状の課題を洗い出し、「この課題を継続的に支援するなら、月1回の顧問契約がいいですね」と自然に提案へ繋げる。これが王道の流れです。

3.3 ステップ3:顧問契約の「お試し3ヶ月プラン」を用意する

いきなり1年契約はハードルが高い。そこで、3ヶ月のお試しプランを用意します。

プラン 期間 月額
お試しプラン 3ヶ月 月15万円
スタンダード 12ヶ月 月15万円
プレミアム 12ヶ月 月25万円(戦略会議+α)

3ヶ月のお試しを経験すれば、ほとんどの顧客は「成果が見えた」「コミュニケーションがスムーズだ」と継続を選びます。お試しプランは顧問契約への入り口を低くする「踏み台」として機能します。

3.4 ステップ4:契約後30日で「最初の成果」を出す

契約初月は、顧客にとって「この先生に任せて正解だった」と感じられるかどうかの試金石です。

だから、最初の30日で必ず目に見える成果を1つ出してください。

  • 資金繰り表をプロ仕様で完成させる
  • 人事制度の課題を整理した1枚レポートを提出する
  • 採用要件を再定義した募集要項をつくる

規模は問いません。ただし「なるほど、これは自分たちでは作れなかった」と感じてもらえるクオリティが必要です。初月の手応えがその後12ヶ月の継続を決める。ここが勝負どころです。

4. 顧問契約を「継続させる」運用ノウハウ

顧問契約は取れても、継続できなければ意味がありません。3ヶ月で解約されては、また新規営業からやり直し。継続率を高める運用ノウハウを押さえておきましょう。

4.1 月次レポートの定型フォーマットをつくる

毎月、顧客に渡すレポートのフォーマットを決めておきます。中身は以下の5項目で十分です。

  1. 今月の活動報告(やったこと一覧)
  2. 主要KPIの数値
  3. 気になるポイント・リスク
  4. 来月のアクションプラン
  5. 顧客への質問・確認事項

A4で2〜3枚あれば十分。大事なのは毎月同じ形式で出し続けることです。フォーマットが決まっていれば作成時間も短く済みますし、顧客も読み慣れて中身が頭に入ります。

4.2 「半年に1回」の振り返りミーティングを必ず入れる

半年に1回、ふつうの定例とは別に「振り返りミーティング」を設定します。テーマは、「この半年でどんな成果が出たか」「次の半年で何を狙うか」。

これがあるかないかで、顧客の満足度はまるで違います。「ちゃんと自分たちのために伴走してくれている」という実感が、解約を防ぐ最大の防波堤になるんです。

4.3 顧客の「業界知識」を継続的にアップデートする

顧問契約が長く続く先生業に共通する特徴がひとつあります。それは「顧客の業界について、顧客以上に詳しい」こと。

業界紙を毎週チェックする。同業他社の動向をウォッチする。新しい法改正情報を真っ先に伝える。こうした地道な情報提供が、「この先生がいないと困る」という存在価値を生みます。

4.4 値上げのタイミングを設計する

顧問契約が3年、5年と続くと、必ずやってくるのが値上げの問題。同じ月額のまま続けていると、提供価値の割に報酬が低くなり、こちらのモチベーションが下がります。

原則として、1年に1回は契約条件を見直すタイミングをつくるのがおすすめです。値上げではなく「業務範囲の見直し」として提案すれば、自然な流れで報酬を上げていけます。

5. 関連記事もあわせてご覧ください

顧問契約モデルをもっと深く学びたい方は、以下の記事もあわせてどうぞ。

6. 志師塾卒業生の事例|顧問契約モデルで人生が変わった

ここで実際に顧問契約モデルを軸に活躍されている卒業生の事例をご紹介します。

6.1 自己実現メンタルコーチ・平真理子さんの挑戦

【卒業生インタビュー】満足した人生を送りたいあなたに「正しい脳の使い方」を教えます! ~自己実現メンタルコーチ・平真理子(たいらまりこ)さん~

平さんは「正しい脳の使い方」を軸に、経営者やビジネスパーソンへのメンタルコーチングを継続提供しています。単発のセッションだけでは伝えきれない深い変化を起こすために、月1回の継続コーチングという形で関わり続ける仕組みを構築されました。

大事なのは、「単発セッション」を「継続的な伴走」に組み替えたところ。これは本記事で解説した顧問契約モデルそのものです。サービスの中身を分解し、成果を言語化し、継続できる接触頻度を設計する。この考え方が、スピリチュアル領域に近いコーチング業でも通用することを平さんが証明されています。

顧問契約モデルは、士業や経営コンサルだけのものではありません。コーチ・カウンセラー・講師など、あらゆる先生業に応用できる普遍的なビジネスモデルなのです。

7. 顧問契約モデルでよくある失敗と回避法

最後に、顧問契約モデルに挑戦する先生業がよくやってしまう失敗パターンと、その回避法をまとめます。

7.1 失敗①:「何でも屋」になってしまう

顧問契約を結ぶと、顧客から色々な相談が飛んでくるようになります。最初は嬉しいんですが、気づけば本来の業務範囲を超えた何でも屋に。時間あたりの単価が下がり、疲弊していくパターンです。

回避法: 契約書に業務範囲を明記し、範囲外の相談は「別途見積もり」と最初から伝える。最初の1ヶ月で線引きをはっきりさせるのがコツです。

7.2 失敗②:成果が出ないまま契約を続けてしまう

顧客との関係が長くなると、惰性で契約が続くことがあります。でも、本当は顧客側も「最近なんとなく成果が見えない」と感じている。ある日突然、「来月で解約します」と言われる。これがいちばん多い解約パターンです。

回避法: 半年に1回の振り返りミーティングで、必ず「成果が出ているか」を双方で確認する。出ていなければ、業務内容や接触頻度を見直す勇気を持つこと。

7.3 失敗③:顧客を増やしすぎてキャパオーバーになる

顧問契約が順調に増えていくと、つい受けすぎてしまう。10社、15社と契約を抱えた結果、1社あたりの対応がおろそかになり、解約が連鎖する。これも典型的な失敗です。

回避法: 自分のキャパシティを最初に決める。「最大10社まで」と決めたら、それ以上は順番待ちにする。1社あたりのクオリティを下げないことが、長期的な収益最大化につながるのです。

7.4 失敗④:顧問契約を「営業しない言い訳」にしてしまう

顧問契約が10社になると、確かに月150万円の安定収益が手に入ります。営業しなくても食べていける。でも、ここに落とし穴があります。

顧問契約は永遠ではありません。事業承継、業績悪化、担当者の交代。何かのきっかけで2〜3社が同時に解約されることはあります。そのとき新規営業のスキルが錆びついていると、収入が一気に落ち込む。

回避法: 顧問契約が安定していても、毎月最低1〜2件は新規見込み客との接点を持ち続ける。営業活動はゼロにしないこと。

8. まとめ|先生業が顧問契約モデルで安定収益を築くために

本記事では、先生業が単発受注から脱却し、月額15万円の顧問契約モデルを構築する方法を解説しました。要点を振り返っておきましょう。

  • 単発受注は売上が読めず、価格競争に巻き込まれやすい
  • 顧問契約モデルは収益の予測可能性と関係性の蓄積をもたらす
  • 月額15万円は決して特別な金額ではなく、サービス設計次第で十分実現できる
  • 5つの設計図(中身の分解・成果の言語化・契約条件・接触頻度・価格根拠)がカギ
  • 既存顧客の中から候補をリストアップし、無料診断→お試しプラン→本契約の順で進める
  • 継続率を上げるには、月次レポート・半年振り返り・業界知識アップデートの3点セット
  • 「何でも屋化」「キャパオーバー」「営業ゼロ化」は典型的な失敗パターン

先生業として独立し、安定して稼ぎ続けるには、単発仕事の積み上げではなく、ストック型の収益モデルが必要です。顧問契約モデルはその王道。一度仕組みができれば、毎月の売上不安から解放され、本来の専門性を磨く時間が生まれます。

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