志師塾の五十嵐です。
お盆が明けましたね。
いや~、人の悩みは尽きません。長い休み明けは特に考えます^^;
1.「AIで人事コンサル」は、まだ空いている
こうした人の話って、悩みが深いだけに、ビジネスでも、大きな分野だったりします。
その中で、一つのトレンドが起ころうとしている。
【AIで、人事コンサル】
実は、これをやっている人がまだ、多くないんです。
なので、
・社会保険労務士
・キャリアコンサルタント
・人事コンサルタント
・コーチ、カウンセラー
・研修講師
など、ヒト系の先生業は、今、注目した方が良い分野です。
というのも、、、
・AIに詳しい人は、人事の現場を知らない。
・人事の実務家は、AIをあまり使っていない。
その間が、ぽっかり空いたままなんですよ。
AIというと「仕事を奪われる」という話になりがちです。でも僕は、逆だと思っています。
いまAIは、先生業が社長の懐に入る”入口”になる。それが一番効くのが、人事の領域です。
順を追って、話しますね。
2.専門性を伝えても「なるほど」で終わる理由
「経営者と会う機会はあるんだけど、そこから仕事にならなくて」
先生業の方から、この相談をよく受けます。
社労士さんなら、労務の話をしますよね。キャリアコンサルタントなら、キャリアの話をする。自分の専門を、きちんと伝えます。
でも、社長の反応は「なるほど」で終わってしまう。
これ、専門性が悪いわけじゃありません。
まだ関係の浅い相手に、社長は自社の込み入った話をしませんよね。だから、こちらの話も一般論のまま。
コンセプトを尖らせるのは、選ばれるために欠かせません。ただ、それが効いてくるのは、その会社の”具体的な話”が出てきてからです。
では、どうすればその具体が出てくるのか。
社長が一番、抱えていることから入るんです。
社長と話していると、だいたい同じところに戻ってきます。人のこと、です。
・採用が決まらない
・採った人が辞めていく
・評価制度が、現場で回らない
正解が1つに決まらないから、社長は抱えたまま。こちらも一般論しか言えない。同じ理由です。
3.社長が、社外の人に一番気軽に聞けること
ただ、厄介なことがあります。
「人事のご相談どうぞ」と看板を出しても、最初の1件が来ません。
人の話は、社内の恥に近いですからね。信頼していない相手には、出てきません。
で、ここがポイント。
いま社長が、社外の人に一番気軽に聞けることがひとつあります。
それが、AIです。
「うちでも何かに使えますかね」
これ、恥ずかしくない質問なんですよね。まだ多くの人が詳しくないので、知らないと言っても恥にならない。だから、話が始まります^^
そして、AIの話をしていると、自然と業務の話になります。「どの作業に使えるか」を一緒に見ていくことになるので。
でね、ここです。
「この作業、誰がやってるんですか」
「実は、その担当が来月辞めるんですよ」
この”誰が”、なんですよ。
道具の話をしていたのに、”誰が”を聞いた瞬間、人の話に変わる。
IT相談で終わるか、人の話まで届くか。分かれ目は、ここです。
そして、ここから先が本題。一般論だった話が、その会社の話になる。そうなって初めて、自分の専門性が効いてきます。
4.【入口】と【本題】は、分けていい
ちょっと整理しますね。
【入口】相手が、恥をかかずに聞けること
【本題】相手が、本当に困っていること
この2つは、分けていい。
財務でも同じですよ。お金の話だって、関係が浅いうちは本当のところは出てきません。
専門性は”本題”に置いておいて、入口は別に用意する。
必要なのは、AIの操作知識ではありません。社長がぼんやり困っていることを、手をつけられる形にして返すことです。
冒頭の話に、戻りますね。
AIの話から、人の話まで持っていける人。これが、ほとんどいません。だから、この場所は空いたままなんです。
5.入口は、いつか入口でなくなる
ひとつ、正直に書いておきます。
「AIなら恥をかかずに聞ける」というのは、いまだから成り立つ話です。
数年後、AIを使うのが当たり前になったら、どうなるか。「まだ使ってないんですか」が恥になる可能性があります。そうなった瞬間、AIは【入口】から【本題】の側へ移ります。
つまり、AIという道具そのものが答えではありません。
入口になる条件は、2つです。
・社長が「知らなくて当然」と思えること
・本題の、すぐ隣にあること
この2つを満たす話題は、時代が変わるたびに生まれます。制度が変われば制度の話が入口になりますし、新しい技術が出れば、その技術が入口になる。
知っておきたいのは、2つ。いまの入口はAIだということ。そして、入口はいつか入れ替わるということ。
入口を1つ覚えるのではなく、入口の見つけ方を持っておく。そのほうが、長く効きますよ。
6.AI人事コンサルタント養成セミナー(無料)
そこで今回、この入り方をまるごと聞ける場を作りました。
オンライン(Zoom)で2時間です。
・9月12日(土)13時
・9月14日(月)19時
・9月16日(水)19時
・9月24日(木)19時
講師は、西田明(にしだ あきら)さん。もともとは、人事の実務家です。
オーナー社長のもとで6年間、社長の考えを現場に伝える”翻訳役”をやっていたそうです。
いまは社労士事務所や税理士事務所などの顧問先を持っていますが、その多くはAIの相談が入口だったとのこと。
入口はAI、本題は人事。看板は変えなくていい、ということですね。
西田さん曰く、人事はAIの使いどころが多いのに、企業側も専門家側も使いきれていない。
いや~、それはもったいないですよね。
セミナーでは、こんな話をしてもらいます。
・「AIコンサル」ではなく「AIの相談役」として入る入口戦略
・提案しても受注につながらない、3つの理由とは?
・経営者の悩みが、その場で言葉になっていくAIの使い方
僕は、2つめが一番耳の痛い話になりそうです^^;
7.今日からできること
最後に、今日からできることを1つ。
次に社長と会うとき、専門の話をする前に、こう聞いてみてください。
「御社では、AIって何か使われてます?」
たぶん、半分は「いや、特に」と返ってきます。
でも、そこが入口です。「どの業務なら使えそうですかね」と、一緒に考える側に回れますから。
ただ、その先が難しい。出てきた困りごとを、仕事の形にして返す。ここは、やり方を知っているかどうかで差がつきます。
人の問題は、景気で種類が変わるだけ。好況なら採用と定着、不況なら再配置。なくなることは、ありません。
人事まわりに専門がある人。法人との取引を増やしたい人。相性のいい領域だと思います^^
今日はここまでにしましょう。
お役に立ちましたか?
それでは^^/
追伸1
「AIの話から入る」というやり方は、人事に限った話ではありません。自分の業務でAIを一度使ってみると、顧客に何が起きるかが見えてきます。その順番を、オンラインセミナーでお話ししています。
※顔出し不要・ミュートでご参加いただけます
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