志師塾の五十嵐です。
先日案内させてもらった「名刺チラシ作成セミナー」について、驚くほどの反響あり、定員枠を増やしました。
これから先生業を始める方が「自分独自の名刺を作る」なら、要チェックです！
１．拡大し続けるシニアマーケットの特徴
さて、今日は、「拡大し続けるシニアマーケットを開拓する方法」と題して、多くの先生業に必要な発想をお伝えさせてもらいますね。
【本業が、シニアやその家族と絡む先生業】は、是非お読みください。
「いやいや、私は若者向けに サービス提供しているんです」という場合でも、”お金の出どころはシニア”というケースが多いので、要チェックですよ^^
シニアマーケットには、
・人数が多い （３人に１人がシニア層）
・お金を持っている （金融資産は全体の６割超を保有）
という特徴があります。こうしたシニア層に上手にアプローチするにはどうすれば良いでしょうか。
先日、このメルマガでご紹介した相続終活コンダクターの松本直之さんに、聞いてきました。
▼シニアマーケットを開拓する【相続終活コンダクター養成セミナー】
いろいろと教えてもらいましたが、ここではポイントを３つお伝えしておきましょう。
２．シニアマーケット開拓３つのコツ
１．最初の接点は、飛びつくネタにする
２．アナログとオンラインの融合集客
３．自分の専門領域以外の知識
順番に説明しますね。
2.1 最初の接点は、飛びつくネタにする
シニアをターゲットにした場合よく出てくるテーマが、相続や終活です。
行政書士の人が、「相続遺言セミナー」をやっているのをよく見かけます。
でもね、最初からこういったテーマで集客をかけようとしても、実は、かなり難しいケースが多いんですよね。
というのも、「まだまだ元気でいたいので、遺言なんて早いし、考えたくないなぁ」というシニアが多いんですよね。
マーケティング的に説明すると、これは、売り手目線で「シニアは相続遺言を考えるべきだ」という視点になってしまっているのではないでしょうか。
そうではなく、買い手目線で考えること。
例えば、ある先生業は、「60代女性向けネイルイベント」を開催して、そこで接点をつくり、そのあとに関係性を深めてから仕事につなげるという流れを作っているんですよね。
どちらかというと、相続や遺言という言葉は「終わり」を連想させてしまいますが、こうしたネイルイベントなどは楽しい、ワクワクを想起させます。
このように、最初の接点をどうするかは、考えてみると、非常に面白いですよ。
例えば、最近だと、「身元保証のガイドライン」などは、相続終活コンダクターの間では話題になっているようです。
これも、対象のシニアの方にとっては非常に知りたい内容になっているようですね^^
このように、最初の接点は、飛びつくネタにすることはシニアマーケット開拓する上では重要です。
2.2 アナログとオンラインの融合集客
このように、最初の接点づくりを設計すると、その接点に、どのように集客するのかを考える必要があります。
そこで必要な発想は、”シニアは何を見ているのか？”ということ。
「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
によれば、60代以降の場合、
・１位：テレビ
・２位：インターネット
になっています。以前よりも、インターネットを見る割合が増えてきていますね。
※特に、YouTubeがよく見られています。
ただ、他世代と比べると、やはり、アナログ媒体を多く見られている傾向もあるんですよ。
これは、70代以降だとさらに顕著でしょう。
そう考えると、シニアマーケットを開拓するためには【アナログとオンラインを融合させた集客を行うこと】がポイントになってきます。
このアナログについては、チラシなどの紙媒体と、人からの紹介・クチコミが強力ですね。
実際に、相続終活コンダクターでは、「隣の専門家からの紹介」が、９割なんです。
シニアを支援する専門家同士で相互紹介する流れが強力です。
2.3 自分の専門領域以外の知識
それでは、こういった、専門家同士の相互紹介では何が必要でしょうか。
その一つに、幅広い知識が求められます。
というのも、専門家同士で連携するためには、タコつぼ型の知識ではダメですから、ね^^
なので、自分の専門領域以外を広く知っておくことは、非常に有用です。
といっても、「広く深く」は難しいので、「広く浅く」の知識を仕入れることが先決。
シニアマーケットを開拓するためには、例えば、下記のような知識が有用かもしれません。
・最新の相続・終活事情
・関係法令と業務範囲の基本
・不動産知識
・医療・介護・生活支援・在宅サポート
・エンディング関連・片付け・不用品処分・遺産整理
などなど。こういった知識習得をベースとして、集客やマーケティングを仕掛けていくことが重要になってきます^^
３．まとめ：拡大し続けるシニアマーケット開拓３つのコツ
以上、＜シニアマーケット開拓３つのコツ＞
１．最初の接点は、飛びつくネタにする
２．アナログとオンラインの融合集客
３．自分の専門領域以外の知識
についてお伝えさせてもらいました。
実際に、こういったポイントを意識することで相続終活コンダクターは、どんどん顧客獲得できています。
下記のページに、３名の事例もあるので是非、参考にしてください^^
▼シニアマーケットを開拓する【相続終活コンダクター養成セミナー】
以上です。シニアやその家族と絡まない人はほとんどいないでしょう。
なので、先生ビジネスをする上では必ず知っておいてもらいたい内容です。
今日はここまでにしましょう。お役にたちましたか？それでは^^/
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